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『魔法少女リリカルなのは』 第十二話「宿命が閉じるときなの」 [魔法少女リリカルなのは]

始まりは、ちょっとした出会いがきっかけだった。普通の小学三年生、高町なのはがミッドチルダの魔法つかい、ユーノ・スクライアと出会ったことから始まったジュエルシードを封印する戦い。しかし、そこにジュエルシードをめぐって対立する少女が現れ、戦いはより激しく。でも、その少女のキレイで寂しそうな目が気になった。幾たびかのぶつかり合いの末、ようやくわかり合えるかも知れない時が来た。そこに現れた真の黒幕・プレシア・テスタロッサ。なのはは、ユーノは、クロノは、リンディは、最終決戦の場、「時の庭園」へと向かう。すべてを終わらせる為に。果たして、この事件の行く末は?そして、真実を知り、倒れたフェイトは?

と、アバンタイトルの「なのは」の言葉をまねて気取ってみましたが、やはり自分の語彙不足が嫌になるのでしたwと言うわけで、内容の紹介の紹介はいつも通りしたいと思います。

と言うわけで、以下追記です。

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DVDのメニュー画面。フェイトちゃんが可愛すぎですw

アバンタイトルのユーノくん。今回は、ユーノくんのかっこいいところが見られるかも?

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プレシアの手によって、次元震が発生したことを確認するアースラクルー。次元男装の発生まで30分足らず、だとか。  

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時の庭園の駆動炉も、ジュエルシードと同型のロストロギア。それを暴走覚悟で発動させて、ジュエルシードの数が足りない分の出力を補っている、とエイミーが分析。「はじめから片道の予定なのね」とはリンディ提督。

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フェイトを抱えたアルフ、なのは、ユーノがアースラ艦内を走っていると、目の前からクロノ君が現れる。

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クロノは、時の庭園に向かうとのこと。敵をたたく為に。それに同行することを申し出るなのはとユーノ。それを許可するクロノ。なのは、ユーノの戦力を考えた上で、その力が有用だと判断したのでしょうね。多分、ここら辺でも計算が働いていることと思います。

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リンディ提督は3人に、プレシア・テスタロッサの逮捕を指示。そして、自分も出陣すると。

フェイトは未だ目が死んでいます。所謂レイプ目って奴ですね。この目に再びあの優しさが、力が灯るのはいつになるのでしょうか。

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サブタイトル。このサブタイトルから分かるように、今回PT事件にけりがつきます。

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アルフが看護室でフェイトを見つめる頃、3人は時の庭園にたどり着いていました。ちなみに、ここはまだ扉に入る前。

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3人の目の前には、多くの傀儡兵が待ち構えていました。画面の真ん中にちまん、といる3人と比べると、敵が如何に巨大か分かりますね。

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敵に攻撃しようとするなのはに、「この程度の敵に無駄玉は必要ない」となのはを止めるクロノ。そして、クロノは魔法を放つ。クロノの「スナイプショット!」の掛け声とともに、次々に敵を貫通し、仕留めていきます。

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クロノのたった一発の魔法によって仕留められる傀儡兵。

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最後に残ったデカ物もクロノの「ブレイクインパルス」によって仕留められます。

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頭に打ち込んだことのによって、頭から爆発し、消失する敵。この辺がクロノの実力ですね。なのはがこの敵を一掃しようとしたら、その数の分だけ魔力を消費したことでしょう。

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扉の守りを一掃した3人は、庭園に進入。そこは、不気味な空間でした。クロノは、「その穴、黒い空間はあらゆる魔法の発動しない虚数空間なので気をつけて」と告げます。なんでも、飛行魔法もデリートされる為、そこに落ちた場合、重力の底まで落下して、二度とあがって来れない、とか。重力の底、ってどんな感じなのでしょうか?ちょっと興味ありますねw

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扉を開けると待ち受けているのは、やはりおびただしい数の傀儡兵。ここで、3人は二手に分かれることに。クロノは、なのはとユーノに最上階の駆動炉の封印を依頼。自分自身は、自分の役目であるプレシア・テスタロッサの逮捕の為、そこに向かうとのことです。もしかしたら、危険性を考えた上での指示かも知れませんね。なのはたちの道を切り開く為に、魔法を発射するクロノ。一発で数匹を粉砕するところを見ると、やはりクロノはただ者でないと感じさせてくれます。

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一方、アースラではリンディ提督が出撃をしようとしていた。何でしょうか、この微妙にセクシーなポーズはw服の光沢感も何か、エロティックな感じを引き立てますね。まぁ、私の脳みそが腐っているだけかも知れませんが。

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アルフは「あの子達が心配だから、ちょっと行ってくる」とフェイトに告げます。なのはの「フェイトを救いたい」という思いに、アルフも応えた、と言うところでしょうか。

「全部終わったら、ゆっくりで良いから、私の大好きな、本当のフェイトに戻ってね。これからは、フェイトの時間は全部、フェイトが自由に使っていいんだから」と言う言葉に、アルフのフェイトへの思いが込められていますね。本当に、泣かせる使い魔です。

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アルフが出撃した後すぐ、目を覚ますフェイト。アルフの思いが通じた、と言うところでしょうか。

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「母さんは、最後まで私に微笑んでくれなかった。私が生きていたいと思ったのは、母さんに認めて欲しかったからだ。どんなに足りないと言われても、どんなに酷いことをされても。だけど、笑って欲しかった。あんなにはっきり捨てられた今でも、私まだ母さんにすがりついてる」ついにフェイトがその心の内を語ります。「笑って欲しかった」というところに、フェイトの寂しさを感じますね。そして、まだすがりついてる、と言うのが悲しい。でも、フェイトもまだ幼いのですよね。リンディも言っていましたが、まだまだ親に甘えていたい年頃でしょう。それが許されなかったというところがフェイトの悲しいところですね。そして、そのぬくもりをフェイトが誰よりも求めていた、と言うのも。

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「アルフ。ずっと傍にいてくれたアルフ。言うとこを聞かない私に、きっとずいぶんと悲しいで。何度もぶつかった、真っ白な服の女の子。初めて私と対等に、真っ直ぐ向き合ってくれたあの子。何度も出会って戦って。何度も私の名前を呼んでくれた。何度も。何度も」ここら辺、もう泣きそうになります。フェイトの独白と、そして、フェイトに届いていたなのはの気持ちが胸を打ちます。なのはのやってきたことは、決して無駄ではなかった。確実にフェイトの心を溶かしていたんだ、というのが良いですね。

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ついに立ち上がるフェイト。その目からは自然と涙が溢れていました。

「生きていたいと思ったのは、母さんに認めてもらいたいからだった。それ以外に、生きる意味なんてないと思っていた。それができなきゃ、生きていけないんだと思っていた。捨てればいいってわけじゃない。逃げればいいってわけじゃ、・・・・・・もっとない」それを教えてくれたのは、画面の無効で戦う、白い服の女の子。

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「私の、私たちのすべてはまだ始まってもいない。そうなのかな、バルディッシュ。まだ始まっても無かったのかな」フェイトはバルディッシュに問いかけます。

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それに対して、ぼろぼろのバルディッシュは「イエス、サー」と答えます。本当に主思いのデバイスですよ。

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「そうだよね。バルディッシュも、ずっと私の傍にいてくれたんだもんね。」あふれ出す涙。なのはとレイジングハートもですが、フェイトとバルディッシュも、使用者とデバイス、と言う関係を越えた、まさに魔導士として理想の関係を築いているように感じます。

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「お前も、このまま終わるのなんて、嫌だよね」「イエス、サー」そして、ついに立ち向かうことを決意するフェイト。

「上手くできるか分からないけど、一緒に頑張ろう」フェイトの強い決意が感じられます。

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そして、バルディッシュに魔力を供給することで、バルディッシュは完全回復。「リカバリー」と頼もしく答えます。

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「私たちのすべては、まだ始まってもいない。だから、本当の自分を始める為に」

「今までの自分を、終わらせよう」もう、フェイトが格好良すぎて、フェイトの強い思いに思わず涙腺が弛んでしまいます。

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なのはは時の庭園で戦っていました。アルフも合流したモノの、敵の物量作戦に、進むことができません。

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ユーノくんは、得意のチェーンバインドで敵を捕らえます。「何とかしないと」と思っているようですが、何ともできない3人。

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その時、敵の一体がユーノの魔法から脱出。なのはに襲いかかります。ユーノの言葉に反応するなのはですが、敵の攻撃はもう目の前。絶体絶命のピンチです。

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なの派を攻撃しようとした傀儡兵に襲いかかる、サンダーレイジの魔法。そう、もちろんこの魔法の使い手はフェイト。

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フェイトの魔法によって、砕かれる敵。

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その時、壁を打ち破って現れたのは、さらに強力な傀儡兵。強力なバリアと、背中に2門のキャノンを持った強力な傀儡兵です。

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背中のキャノンから発射されようとする魔法。「だけど、二人でなら」

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フェイトから飛び出た、思いも寄らなかった言葉に、なのはは「うん、うんうん」と笑顔で頷きます。ジュエルシードをめぐって対立した二人が、ついにわかり合えた瞬間ですね。

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まぁ、なのはちゃん、美脚w

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フェイトのサンダースマッシャーと、なのはのディバインバスターが傀儡兵を捕らえます。

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「せーの」の掛け声に合わせて、二人は力を解放。その力は、時の庭園を打ち破ります。なんつう威力w

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その揺れから、管理局が近づいていることを悟るプレシア。しかし、それでもその目に映るのは、過去に失った最愛の娘の姿。「おお、アリシア、アリシア」と呼びかけます。その顔からは、狂気は消え、哀れな母親にしか見えません。

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アイキャッチ。今まで交わることの無かったその思い。

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ついに、二人が向き合いました。お互いの思いを込めて、最後の決戦に向かいます。

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フェイトの復活を喜ぶアルフ。「心配かけてごめんね。ちゃんと自分で終わらせて、始めるよ。本当の私を」その姿を見つめるなのはの瞳にも光モノが見えました。

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駆動炉に向かうエレベーターホールにたどり着いた4人。そして、フェイトは母の元に向かいます。すべてを終わらせる為に。新しい自分を始める為に。

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「わたし、その、上手く言えないけど」優しくフェイトの手を取るなのは。「頑張って」

なのはの顔に浮かぶのは、フェイトを心から心配する顔。

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その言葉、手の温かさに手を握り替えして答えるフェイト。「ありがとう」と答えます。敵の目の前で何やってるの?とか突っ込むのは野暮ってもんですね。

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次元震の影響が海鳴市にも届きます。震える海鳴市。心配そうに窓の外を見上げるすずか。

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そして、アリサ。

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なのは、ユーノはついに駆動炉に到着。「防御はぼくがやる。なのはは封印に集中して」との言葉に、「いつも通りだよね」と答えるなのは。

「ユーノくん、いつも私と一緒にいてくれて、守っててくれたよね」

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「だから戦えるんだよ。背中がいつも、温かいから」これ、ある意味告白ですよねwそれなのに、10年経っても何の進展もないとは。まったく、ユーノくんはまったく!そんなわけで、下の画像は決して誰かを冷たく見下げているわけではありませんwむしろ、優しく見ているんです。そう見えないかも知れませんが。私は、どう見ても冷たく見下しているようにしか見えませんw

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さて、出陣したリンディ提督はどうしているかというと、その魔力で次元震を押さえていました。この巨大な魔力。やはり、この母にしてあの子あり、という感じですね。

リンディはテレパシーでプレシアに「終わりです」と告げます。「駆動炉はじき封印。貴女の元には、執務官が向かっています。忘れられし都・アルハザード。そして底に眠る秘術は、存在するかどうかも分からないただの伝説です」リンディは厳しい言葉をプレシアにむけます。

しかし、プレシアはアルハザードの存在を確信しているようです。「分の悪いかけだわ」とプレシア。

さらに続きます「貴女はそこに行って一体何をするの。失った時間と犯した過ちを取り戻すの?」 その問いにプレシアは答えます。「そうよ。私は取り戻す。私とアリシアの過去と未来を。取り戻すの。こんなはずじゃなかったこの世界のすべてを」その言葉には、狂気というより、その考えに対する妄執が感じられます。

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ついにプレシアの元にたどり着いたクロノ。さすがに無傷ではいられなかったようですが。「世界は、いつだってこんなはずじゃないことばっかりだよ!ずっと昔から、いつだって誰だってそうなんだ!」クロノの強い言葉が場に響きます。その時、プレシアはフェイトとアルフが下りてきていることを確認します。

「こんなはずじゃない現実から、逃げるか、立ち向かうかは個人の自由だ!だけど、自分の勝手な悲しみに、無関係な人間まで巻き込んで良い権利はどこの誰にもありはしない!」クロノ君、かっこいいです。新型駆動炉の暴走事故に巻き込まれてアリシアを失ったプレシアが、今度は他の人を巻き込んでいる、というのは悲しいことです。おそらく、アリシアを失う前なら、プレシアもそのことに気付いていたと思うのですが。この辺、プレシアが如何に失われた過去にしがみついているかが分かりますね。そして、その言葉より誰よりも重く受けとめているのがフェイト、と言うのがもう。何とも言えません。

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プレシアは、血を吐きます。「母さん」と駆け寄るフェイトに対して、プレシアはやはり冷たく「何しに来たの。消えなさい。もうあなたに要はないの」と告げるのみ。

「あなたに言いたいことがあってきました」と告げるフェイト。それを心配そうに見守るアルフとクロノ。「私は、アリシア・テスタロッサではありません。あなたの作ったただの人形なのかも知れません」 フェイトの告白に、目を見はるプレシア。ちなみにその頃。なのははジュエルシードの封印をしていました。あれ、主人公?

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「だけど、私は、フェイト・テスタロッサは、あなたに生み出してもらって、育ててもらったあなたの娘です」これが、フェイトが新しい自分を始める為に必要だと思ったことなのですね。しかし、プレシアはそれに嘲笑で返します。「だから何?今更あなたを娘と思えというの」

フェイトは、静かに答えます。「あなたが、それを望むなら」フェイトの真摯な瞳がプレシアにむけられます。「あなたがそれを望むなら、私は世界中の誰からも、どんな出来事からもあなたを守る。私が、あなたの娘だからじゃない。あなたが、私の母さんだから」これがフェイトの出した結論。答えを求めるかのように、手を差し伸べるフェイト。

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しかし、プレシアにはこのフェイトの思いも届きません。「くだらないわ」その一言で切り捨てられ、崩れるフェイトの表情。

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プレシアはそして魔法を発動させます。その力は、リンディ提督でも止められませんでした。庭園の崩壊が近いことを告げ、脱出するように告げるエイミー。クロノはそれを受け、脱出しようとフェイトに声をかけますが、フェイトは反応せず。フェイトの目に映るのは、母の姿でした。

「私は向かう。アルハザードへ。そしてすべてを取り戻す。過去も、未来も、たった一つの幸福も」

地面が崩れ、落ちていくプレシア。フェイトは駆け寄ろうとしますが、アルフに止められ、プレシアはアリシアとともに落ちていきます。

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「一緒に行きましょう、アリシア」その顔に浮かぶのは、優しかったときの母の顔。フェイトが誰よりも求めたその顔でした。「今度は、離れないよ」彼女はこれで幸せだったのかも知れませんね。

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そして、時の庭園は爆発。ここで今回は終わりです。

今回は、フェイトが立ちあがるシーンで挿入歌が流れます。心が震えるような、良い曲でしたね。でも、毎回こんなシーンで流れるから、「あれ、『なのは』の主人公って誰だっけ?フェイト?」みたいになるんですよねw

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次回予告。なのはの笑顔にクロノは何を慌てている?

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次回のサブタイトル「なまえをよんで」。やっぱりこのサブタイトル、傑作だと思うんですよね。シリーズのテーマであり、いろいろイメージをかき立ててくれるというか。

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なのはの笑顔が眩しいですね。

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個人的に、髪を結んでいるより、下ろした方が好きだなぁ、と思ったりします。こう言うのを見ているとw

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と言うことで、いよいよ次回最終回です。新房昭之監督も最初はぴんと来なかった、前編後日談となります。でも、この回を見逃しては、なのはシリーズを語れない、と言う回でもあります。個人的にも、凄く好きな最終回です。さて、最終回の記事を書くのはいつになることやら。いつになるか分かりませんが、お楽しみに。


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まこたま

>次元男装の発生
次元大介の男装とな!?という無粋なツッコミは置いといてw

1期は次で最終回なのですね。
takaoさんのおかげで、なのは1期を完全に視聴した気分になっております。
ありがとう、カステラ大使、ありがとう!w

takaoさんが、フェイトが大好きだと言う事もヒシヒシと伝わってきましたw
by まこたま (2009-08-25 21:48) 

mana

ふぃ~、いよいよ次回は最終回ですかぁ。
前回からちょっと間があったので、もう書かないのかと思っちゃいましたよ。
でもキャプ画60枚以上。私もですけどw
結構記事にするの辛いですよね(作品が好きでなければうp出来ないレベルですw)時間も掛かるし。
私もトップの記事書こうと思ったのはtakaoさんのこのなのはレビューがきっかけなのですよw
最終回も楽しみにしてますので頑張ってください!
by mana (2009-08-26 01:17) 

bapio

>フェイトを抱えたアルフ
すいません、アルフと聞くとNHKの海外ドラマのアルフを思い出します。所ジョージの。ご存知かしらんw?

とりあえず13話で一区切りなのですね?
これは見やすくていいですね。
この辺りの話を見ると、なのはファンが熱いというのもわかりますね。
上の火の国大使が言われてるように、takao様がなのは大好きなのがひしひしと伝わって参ります。
ありがとうカステラ大使!

サブタイトル、なまえをよんで。
切なくていろんなイメージを掻き立てられるサブタイトルですね。
フェイトのことなのかな??お母さんに呼んでもらいたいのかな。



by bapio (2009-08-26 11:57) 

HINAKA

HINAKAです。

takao様

nice!です。他に、言うべき言葉は見付かりません。
とにかく、何も知らず(現状では不可能ですが)この作品を第1話から見たもののショックは、計り知れません。文字通り魔法少女モノの概念を、根底から変えてくれました!

個人的に良く思うし、述べるのですが、「人類を救う」とか「世界を守る」何て事よりも大切なのは「自分が大切だと思う人を守る事!」そして、「自分を大切に思ってくれる人を、勇気を持って送り出して行ける事!」
最後に「もし自分と、思う相手に同じ力があるのなら、共に手を取って進む事に何を躊躇う事がある!?」という事です。

さて、今回のお話ではもう、新房演出の連続ですね。
キャプチャーされている画像でも、よく分かる極端な陰影や、色の違いで雰囲気を強調する手法。細々した背景を一切抜きにして、まるで切り絵のように、矩形に切り取った画面に、影絵のように浮かぶキャラクター達。今では、「化物語」などで、その大胆さと奇妙さにそれほど、驚く事も無いのでしょうが、この頃は文字通り「何じゃこりゃ!?」でした。
象徴的なのは、目が覚めて立ち上がったフェイトが、ベッドの端でバルディシュを抱きしめるところでしょうか?

ちなみに、リンディ提督のお色気当社比50%増しの光沢は、DVDクオリティだと思います。
そして最後に何よりも驚いた事は、あれほど「まだ始まってもいなかった、これから始まるんだ!」と言って、立ち上がり改めてナノハと共闘したフェイトが、その最後の最後で、母に手を差し伸べた事。
投降を促すのでも、行為を止めるのでもなく、「自分を娘だと、認めて欲しい!」という、要求だった事です。
しかも、「もし、自分を認めてくれるのならば、娘である自分は、全てを賭けて貴方を守る!」とまで、言うのです。傍で聞いてるクロノ君は、内心「オイオイ!」でしょう。

しかし、フェイトの心がプレシアに届く事は、決してなかった。
彼女の心は、アリシアの事で一杯で、フェイト「自身」が入るところは、何処にもなかった……自分が、行くべきところ帰るべきところを無くした、フェイトの悲しい現実。
黒いマントが似合う、黒い瞳が綺麗な女の子と、白いバリア・ジャケットのナノハは言い続けていました。けれども、実際には両親と兄姉に恵まれたナノハと、彼女は余りにも境遇が違いすぎます。

まさに、白と黒の対比です。
明と暗、自由と束縛、あらゆる意味で対照的なこの二人が分かり合えたのは、文字通り全力全開の命懸けの戦いを、何度も繰り返したから。文字通り、拳と拳で分かり合った仲だから……だ・か・ら・これの何処が、魔法な少女でリリカルなの!?という絶叫は、置いておいて。

この物語の、もう一つの特徴です。
プレシアの母親としての暴走と狂気が、自分の余命と共に、フェイトに対する仕打ちに拍車を掛けただけの、母親としての愛情の暴走だとすると。確かに、フェイトに対する仕打ちは、納得できませんが、一人の母親として娘アリシアを愛する余りの、狂気だとすれば、本当にこの物語に真の悪人はいません!
これも、バトル・アクション魔法少女モノとしては、希有な例でしょう。

個人的な感想ですが、墜ちて行くプレシアの優しい眼差しが、フェイトに向けられているのだと、切に感じたいところです。
明らかに、下にあって共に落ちるアリシアだけを、見てはいなかった!
そして、それでもまだ母と呼び、手を差し伸べるフェイト!
そんな彼女の名を、必死で呼ぶナノハ!そして、差し伸べられる手!

見放す母親と、必死に名前を呼び手を差し伸べてくれる者。
もちろん、アルフも……!その手を取るか取れるかの緊迫感は、最初に見た者にしか味わえない、特権でしょうネ(自慢!)。

そしてこの時のエピソードが、セリフがそのまま第2シリーズ「A’s(エース)」へと引き継がれ、結果として全26話の物語に等しい結果となる、構成は見事!の一言に尽きます。
「友情」という言葉を、久々に噛みしめたくなる、そんな物語でしょう。

常に話しを盛り上げてくれた友人達、アルフはもちろん、アリサやスズカ。
クロノはともかく、エイミィに超甘党のリンディ提督他、アースラ・クルーの皆さん!そして、戦闘民族?高町家の皆さん……誰一人欠けても、この物語の成功はなかったと、断言できます。

そして、ここでこれだけ盛り上げて置いて、さらに畳み掛ける最終回!

期待していますtakao様!そして、ありがとうございます。
明らかにキャブと、レビューの内容に、レベル・アップを感じます。いつも、お疲れさまですが最終回!決めて下さい!!

それでは、また。


by HINAKA (2009-08-26 17:01) 

takao

まこたまさん、nice!&コメントありがとうございます。

おお、いきなり変換ミスしていました。でも、訂正しませんw見直しはしないので、せめて打つときに気をつけよう、と思っていたのですが、やっぱり難しいですね。

いえいえ、どう致しました。はて、私はどうしてこの記事を書き始めたのだっけか?w

あれ、私確かにフェイトも好きなんですけども、一番好きなのは「なのは」何ですけどね。どうしてこうなったんだろう?wフェイト大好きですけど。大事なことなので2回言いました。
by takao (2009-08-27 00:31) 

takao

manaさん、nice!ありがとうございます。

前回から間があったのは、単純に書くのがきつかったからなのですよねw書く気はあったのですけども。書き始めたら途中でやめられないし、一気に2時間くらい時間を使ってしまうので。

ついつい気に入ったところはキャプする癖が身についてしまって、最近アニメの記事を書こうとキャプしていると、毎回1話60枚越えてくるんですよねwもう少し減らして良いと思うのですが。ちなみに今回は、これでも結構我慢して削った方だったりします。でも、記事を書く為に見返していると、「あぁ、何でここキャプしていないんだろう!」と反省したりしましたw

一人でも楽しみにしてくださる方がいたから、続けられましたのですよ。だから、最終回まで頑張りたいと思います。そして、さらに続く13話も頑張りたいなぁ、と思っているのですが、今年中には終わらなそうですw

manaさんの『トップをねらえ!』の記事、とても楽しみにしています。頑張ってくださいね。
by takao (2009-08-27 00:37) 

takao

bapioさん、ごきげんよう。nice!&コメントありがとうございます。

アルフというと、まぁ、あれですよねwでも、私の周りだとアルフにあまり反応しないのですよw好きなんですけどね。寂しい限りです。

『なのは』は1期、2期は1クール13話で構成されています。適度な長さで良いと思いますよ。『なのは』のおもしろさ、熱さが少しでも分かっていただけたのでしたら、私も記事にした回があったというモノです。ありがとう、えっと・・・・・・。別府温泉大使!

「なまえをよんで」というサブタイトル、かなり良いと思います。これが何の意味を持っているか、お楽しみに。ちなみにサブタイトルはすべてなのはからフェイトに対して向かっていると思います。
by takao (2009-08-27 00:43) 

takao

HINAKAさん、nice!&コメントありがとうございます。

今回は、「あんまり感想書いて無くて、あらすじなぞっているだけだなぁ」と思っていたので、お褒めいただけるとは思っていませんでした。ありがとうございます。

HINAKAさんのおっしゃるとおり、このアニメって、所謂「魔法少女もの」のイメージを根底から覆してくれましたよね。私は、田村ゆかりさんが出ていたので見始めたのですが、これは嬉しい誤算でした。この点に関しては、ありがとうゆかりん、という感じです。

>個人的に良く思うし、述べるのですが、「人類を救う」とか「世界を守る」何て事よりも大切なのは「自分が大切だと思う人を守る事!」そして、「自分を大切に思ってくれる人を、勇気を持って送り出して行ける事!」
最後に「もし自分と、思う相手に同じ力があるのなら、共に手を取って進む事に何を躊躇う事がある!?」という事です。

この考えには賛成ですね。私も、もし何かがあったとしたら、世界の為とかではなく、身近な人が笑顔でいられるように、と願うと思いますので。

実は、見返しながら記事を書いたのですが、キャプしてないところに新房演出が良く出ていたりしたのが、お恥ずかしいやら残念やら。そこから、キャプすれば良かったのですが、今回は見送りました。この演出、確かに今ではある意味おなじみですが、このときは衝撃でしたね。

なるほど、リンディ提督はDVDクオリティですか。納得です。

そうなんですよね。最後のフェイトの行動は、ちょっと驚きでした。きっと、フェイトとしては、事実を受けとめた上で、自分を認めてもらいたい、フェイトとして見てもらいたい、と思っての行動でしょうけども、クロノ君の内心を思うと。その、心からの叫びがプレシアに決して届かなかったのも悲しいですね。拒絶されたときのフェイトの顔が印象的でした。それほどの決意だった、と言うことでしょうね。

なのはとフェイト、確かに対照的な二人ですよね。孤独は少しだけ分かる、と言いつつも幸せに包まれてきたなのはに対して、フェイトは母に笑ってもらいたい、と願いつつ、自分の中にあるアリシアの思い出にすがって生きてきたのですから。

黒いマントが似合う、黒い瞳が綺麗な女の子と、白いバリア・ジャケットのナノハは言い続けていました。けれども、実際には両親と兄姉に恵まれたナノハと、彼女は余りにも境遇が違いすぎます。そんな二人でも、戦いを通してわかり合えた、と言うのがこの物語の良いところだと思います。なのはの決して諦めなかった心。そのなのはの気持ちに気付いたフェイト。それは、やはり優しさに溢れる力でフェイトに向かっていったなのはだから、だと思います。

フェイトに対する仕打ちは決して許されるモノではないと思いますが、プレシアの悲しみも、分かるんですよね。彼女にとって、自分が生きている意味とは、アリシアだった。それが、自分の進めていた研究の暴走によって死んでしまった。安全責任者であった自分が若しもあのとき、と考えると、心を壊すことでしか現実を受け入れることができなかった、と言うことなのかと思います。ある意味、悲しい悪人だと思います。

墜ちていくプレシア、確かにフェイトをずっと見ていましたね。最後の瞬間だけでも、フェイトを認めていて欲しいです、確かに!

本当に、この物語は「熱い友情」の物語ですよね。それは、『A's』第1話のフェイトの「友だちだ」と言う台詞に現れていると思います。あの台詞は本当にしびれました。

最終回、頑張りたいと思います。決められるか、自信がないですがwそれでは。
by takao (2009-08-27 01:05) 

takao

takemoviesさん、nice!ありがとうございます。

Lunamariaさん、nice!ありがとうございます。

xml-xslさん、nice!ありがとうございます。

赤眼の魔王さん、nice!ありがとうございます。

ponchiさん、nice!ありがとうございます。

keiさん、nice!ありがとうございます。

chokusinさん、nice!ありがとうございます。

ともゆきさん、nice!ありがとうございます。

おどんとグリフスさん、nice!ありがとうございます。

優先さん、nice!ありがとうございます。

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まなふぃさん、nice!ありがとうございます。

アロンダイトさん、nice!ありがとうございます。

noriyukiさん、nice!ありがとうございます。

ブラザーボブかきもとさん、nice!ありがとうございます。

@ミックさん、nice!ありがとうございます。

usakoさん、nice!ありがとうございます。

直chanさん、nice!ありがとうございます。

アリア・ポコテンさん、nice!ありがとうございます。

パールさん、nice!ありがとうございます。
by takao (2009-08-27 01:10) 

takao

tamapu-さん、nice!ありがとうございます。
by takao (2009-08-27 21:17) 

うんたん

冷たく見下してるなのは笑たw
それでこそなのはって思ってしまうのはMADの影響なんでしょうね。
by うんたん (2009-08-28 01:44) 

takao

うんたんさん、nice!&コメントありがとうございます。

なのはは、実際は凄く優しくて思いやり溢れる女の子ですからね。でも、3期のあれもありますし、そう思われてもしかたないかも知れないです。MADの影響もあると思いますし。しょうがないです。
by takao (2009-08-29 06:05) 

Gomarz

なのは見てて思うんですけど、大きくなったクロノの声が
杉田っていうのが、合わないと思うんですけど
どう思います?w  あのクロノの顔に杉田の声が
どうしても違うって感じが・・。 小さなクロノ見てると
ますます違うって感じがしてくる! 

今思うと、プレシアの声って五十嵐麗なんですよね~
最近、東のエデンとシャングリ・ラで五十嵐麗の声
聞きまくっているんで、その度に、プレシアを思い出してしまうw
いつもサディストな役すぐるぜ!
by Gomarz (2009-09-03 07:04) 

takao

Gomarzさん、nice!&コメントありがとうございます。

大きくなったクロノの声、杉田さんはないですよね。初めて聞いたとき、吹いた記憶がありますw声ちげぇよ、と。何で杉田智和になったのか、理由を聞いてみたいモノですw

プレシア、五十嵐麗さんですよね。『東のエデン』と『シャングリ・ラ』は残念ながら見ておりませんのが(どっちも初めっているのに気付いてなかったorz)サディストの役がぴったりの声ですよね。誉めてない気がしますがw
by takao (2009-09-03 19:05) 

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