『生徒会ばーさす ～お嬢様学園の暴君～／番棚葵

最近、アニメの感想を書いてないなぁ、と思う今日この頃、takaoです。ついでに言うと、最近キーボードの打ちすぎなのか、キーボードを打っていると指が痛くなると言う症状にも悩まされています。元々、私がキーボードを強く叩きすぎるのが原因ですが。困ったものです。

さて、最初の話題に戻ると、アニメ自体はとてもよく見ていて、おかげで『Gジェネレーションウォーズ』とか『プリンセスラバー！』とかが進んでいないのですが、感想を書くとなると、キャプだトリミングだ記事書きだで2時間以上かかって、最近ラクばかりしていたから面倒くさいと言う、非常にダメな理由から書いてなかったりします。うーん、来週ぐらいから、本来のペースに戻そうかなぁ、と思っています。『東京マグニチュード8.0』も始まったしね。やったぜカステラの国！・・・・・・余所様はもう8話とかやっているのにorz

と言うことで、相も変わらずラノベを読んでいました。本日の一品はこちら。

まいじゃーさんのオススメ、と言うことで購入していたのですが、本日読み終えました。と言うことで、感想は追記にて。

主人公、紫藤水樹の通う男子校が経営難の為無くなった時、お嬢様学校・白姫学園からの申し出により、一部生徒が試験的に白姫学園に編入するところから物語は始まります。しかし、白姫学園の生徒会長・天井院神菜の命令により、男子生徒も女子生徒と同じセーラー服を来て登下校をすることを余儀なくされます。その横暴に立ち上がった男達の先頭に立った紫藤水樹は、待遇の改善をかけて、天井院神菜と勝負をすることに。果たして、勝利はどちらの手に。

と言った感じのストーリー。だから、上の画像の主人公は、他のキャラと同じ、セーラー服を来ておりますｗ設定としては意外性は無い感じですね。まぁ、紫藤水樹は、生徒会長の天井院神菜のお世話係をしていた、というのは面白いと思いましたが。

しかし、この小説の一番良い点は、何よりもテンポがいいところだと思います。非常に読みやすかったです。ページ数も240ページ程度と、軽く読む程度には丁度良い文量。まさに、漫画を読むようにサクサクと楽しむことができました。文章も、気取った言葉を使うこともなく、読みやすさを重視したような感じでした。

内容自体も、多少思い話も出てくるのですが、それは作品のテンポを崩さない程度にとどめられていて、基本的に楽しい内容となっていました。主人公の性格が腹黒だったり、神菜も傲慢だったり、水樹の妹の葉月も腹黒の上、百合百合だったりするのですが、それが嫌味にならない程度にとどめられているのも好印象。また、水樹の過去とか、神菜のダメなところとかによって、それぞれのキャラクターが非常に愛らしく？魅力的になっていると思います。とりあえず、神菜の部屋を片付けられないところは、非常に親近感がわきましたｗ

とにかく、魅力的なキャラクターが生き生きと動いていて、非常に面白い作品だったのですが、私が一番お気に入りなのが、副会長の岬かもめ。

武道一筋で生きていたのですが、ひょんなことから水樹のことを意識し出す、と言うのが、お約束ながら可愛かったです。犬が苦手なのですが、その理由が「子どものころ、おしりを犬に噛まれたから」というのがまた可愛らしいｗそして、武道一筋で来た為、恋愛に疎く、水樹が気になるモノのどうしていいか分からない、ととことんお約束なのですが、私のツボなんですよね、こういうキャラ。デート勝負では、可哀相なことになっていましたが、是非とも今後もめげずに頑張ってもらいたいところです。

もう、「これぞラノベ」と言うべき、楽しい小説でした。昨日読んだの『サクラダリセット』が文学に寄った感じの小説だったのに対して、まさに対極にある感じでしたね。中身はない、意味もない、文学的美しさもない。ただただキャラクターが魅力的で楽しい！そんな小説でした。この辺、ライトノベルの懐の深さを感じます。とにかく面白いラノベ、楽しいラノベを読みたい人にオススメです！

で、この作者の既刊にどんなものがあるか見ると『プロジェクトMP』の文字が。なん・・・・・・だと・・・・・・？これ、ラノベ板で地雷認定喰らって、私も地雷小説としてチェックしていた奴じゃ無いですか。酷いギャルゲーっぽいとか、何とか見たような覚えがあります。地雷大好き私ですが、どうしようか悩んで購入していませんでしたがｗこれを読む限り、そんなに酷い要素を感じなかったのですが。まぁ、そう言うこともあるかな？かなぁ？と思った次第でした。

最後に、サービスカット。スキャンしたはいいけど、記事にできませんでしたｗ我が力不足を痛感する次第。

コメント 7

最近ゲームの感想を書いてないなぁ、と思う今日この頃、まこたまです。

>男子生徒も女子生徒と同じセーラー服を来て登下校
ぽてまよですね？わかります。
by まこたま (2009-08-23 23:07) 

＞男子生徒も女子生徒と同じセーラー服を来て登下校
どんな設定だ！？　だがワクワクするｗ
男の娘って感じの設定がメインと思いきや、百合が主なの？

テンポがいいってのはラノベとして良い仕上がりですよね。

by カルディア (2009-08-24 02:10) 

私もイラストの色塗りのときはＰＣとずっとにらめっこなので肩が凝って肩が凝って…

＞『東京マグニチュード8.0』も始まったしね
なぜここまで時差が生まれるかが不思議ですよね？？
同じ九州のこちらでさえ５話辺りまで放送されてるっていうのに。都会はもっと先へ行ってますがｗ

＞読みやすさを重視したような感じでした。
私、紅kurenaiを読んだ時に思ったんですけど、ラノベって当たり前かもしれませんが、普通の小説と比べ読みやすいですよね。
私は赤川次郎の作品が大好きでサスペンスや推理ものをよく読んでましたが、紅を読んでるとアニメや漫画を見てる間隔に近いような気がしました。
特に紅はアニメを見た後に読んだので、１つ１つのシーンでキャラの顔や動きが頭に浮かんできて楽しかったですね＾＾

そういう部分を強調するためにも、挿絵って重要なんですよね。ラノベを表紙買いされる方もいますから。
by bapio (2009-08-24 10:20) 

まこたまさん、nice！＆コメントありがとうございます。

まこたまさんのところ、ゲームのカテゴリーがありますものね。でも、良いんじゃないか、と思ったりしますｗ多分、はまるゲームが出たら自然と記事を書きたくなるんじゃないか、と。

実は、ぽてまよを見たことが全くない私がいますｗ
by takao (2009-08-24 18:34) 

カルディアさん、nice！＆コメントありがとうございます。

簡単に言うと、この生徒会長が実は、学園の理事長。で、オモチロイことがが大好きで、男子に制服を着せた方が自分がオモチロイ、と言う理由でセーラー服を着せていたりします。まぁ、実は他にも理由があるんですが。これが、個人的に「可愛いなぁ」と思わせてくれるポイントだったりします。

この作品、普通にラブコメですね。生徒会長は主人公が好きで、副会長も主人公を好きになって。で、主人公の妹は生徒会長が好き、といった感じ。主人公は、おなじみの鈍感設定で、副会長の好意には気付かず（むしろ嫌われていると思っている）、生徒会長への気持ちにも気付いていない、といった感じですね。ここら辺は、普通のラブコメです。

この作品、本当にテンポが良くて、最後まで飽きずに一気に読めました。ラノベというもの、かくあるべし、って感じでしたね。
by takao (2009-08-24 18:39) 

bapioさん、ごきげんよう。nice！＆コメントありがとうございます。

わたくし、じつは腰痛にも悩まされておりますｗ仕事で椅子に座っていると、腰が痛くて痛くて仕方ありません。何とか我慢しておりますが、30分ごとに立ち上がったりするので、周りからはどう思われていることやら(’-’*) フフ

長崎県民の私は、それでも「放送してくれる分だけありがたい」と思ってしまいます。悲しい性ですね。

ライトノベルは、元々本を読まない人が読めるように、とか考えられた面もあるので、読みやすいと思いますね。アニメのノベライズとかも多いですし。最近では、文学よりの作品も出て来て、一概に読みやすい、とも言えないのですが。日本語が本当に酷くて、読みにくい、と言うのもありますしね。例えば、私も大好きな中村九郎大先生は、読みにくいことで有名です。最近は割と普通の作品に近づいてきていますけども(’-’*) フフ

＞特に紅はアニメを見た後に読んだので、１つ１つのシーンでキャラの顔や動きが頭に浮かんできて楽しかったですね＾＾

そう言う面もあるかも知れませんね。私も、アニメ化した作品は、アニメを思い浮かべたりして読みます。アニメ化していない作品は、自分の好きな声優さんの声を勝手にあてたりします。

挿絵って重要ですよね。わたくしの買う本の4割くらいはジャケ買いなのですよ。bapioさんが挿絵を描いていらしたら、どんなに素敵なことか、と夢想してみます(’-’*) フフ　楽しみにしていて、よろしいでしょうか？

それでは、bapioさん、ごきげんよう。
by takao (2009-08-24 18:51) 

ロックさん、nice！ありがとうございます。

ともゆきさん、nice！ありがとうございます。

優先さん、nice！ありがとうございます。

まなふぃさん、nice！ありがとうございます。

ponchiさん、nice！ありがとうございます。

xml-xslさん、nice！ありがとうございます。

ブラザーボブかきもとさん、nice！ありがとうございます。

直ｃｈａｎさん、nice！ありがとうございます。

アロンダイトさん、nice！ありがとうございます。

takemoviesさん、nice！ありがとうございます。
by takao (2009-08-24 18:55)