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『魔法少女リリカルなのは』 第十三話「なまえをよんで」 [魔法少女リリカルなのは]

いえすっ!アスミス!!w何か、最近すっかりこの言葉が合い言葉になっているtakaoです。八月も終わり、まぁもうすぐ二週間前に戻ると思うのですが、早いところすっきりさせてしまいたいので記事にします。と言うことで、続きは追記にて。

「願ったのは、小さな思いが届くこと。旅立ちの始まりは、きっといつも悲しくて。でも、思いはきっと通じ合えたから。だから、サヨナラはきっと始まりの言葉。魔法少女リリカルなのは、始まります」と言うことで、最終回スタートです。今回は、全編後日談。如何にしてなのはとフェイトの気持ちが通じ合えるか、が見所であります。と言うことで、紹介もスタート。

 

前回、次元の狭間に飲み込まれた母を救おうとして、救えなかったフェイト。そのフェイトにも危機が迫ります。フェイトにいた足場が崩れ、アルフと離ればなれに。

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そんなところに現れるのが、ヒーローです。そう、その名も高町なのは。彼女は、天井を打ち抜いて現場に到着。フェイトに手をのばします。「飛んで、こっちに」と。一瞬の逡巡の後、飛ぶフェイト。彼女の中によぎったのは、救えなかった母の姿と、その後悔でしょうか?

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なのはは、フェイトの手をしっかりキャッチ。彼女を救い出します。何気に、これが二人が初めて、物理的にふれあった瞬間かも知れませんね。それが手と手を握り合う、と言うところも良いですよね。

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時の庭園は大爆発。果たしてはのはは、フェイトは、ユーノは、クロノは、リンディは助かったのか?

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そして、サブタイトル。今回は、静かにサブタイトルを読んでいるのが印象的ですね。

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時の庭園の崩壊の影響で、海鳴市にも自信が起こっていました。しがみつくお姉ちゃんに対して、何事もないように立っているお兄ちゃんがたくましいですねw

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庭園は崩壊終了。すべて虚数空間に飲み込まれ、次元断層は発生せず。何事もなかったようです。そして、いつの間にか帰ってきていたなのは達は、治療を受けていました。ちなみに、フェイトは、この事件の重要参考人と言うことで、護送室で隔離、と言うことになっていました。それに納得できない様子のなのは。友だちですからね。

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「今回の事件は、一歩間違えれば次元断層さえ引き起こしかねなかった重大な事件なんだ。時空管理局としては、関係者の処遇には慎重にならざるを得ない」と真剣な話をしているのに、エイミーからもてあそばれているクロノ君が可愛いwで、エイミーはエイミーで、小さく「可愛い」と言っているのがポイントですねw

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そして、フェイトとアルフ。二人は黙って護送室にいました。

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「そして、いろんなことが終わりました。私とユーノくんが出会って今日まで、終わってみればなんだかあっと言う間の日々。次元震の余波が収まるまでの間、私たちは数日、アースラの中で過ごして」

なんぞこれw 美味しいの?

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幸せそうな寝顔です。

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そして働く男二人wユーノくんは補助魔法が得意な僧侶(または白魔導士)タイプとしたら、クロノは賢者タイプですね。さすがは、十四歳にして執務官です。

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そして、お別れの日。なのはは今回の事件解決の功労者として、略式で表彰を受けることに。思いっきり緊張してるなのは。

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賞状を受け取るなのは。こういう、賞状をもらう機会なんてあまりないですから、緊張しますよね。

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しかし、なのはの心配はやはりフェイトの処遇。これから、フェイトがどうなるかクロノに尋ねてみます。

クロノ「事情があったとはいえ、彼女が次元干渉犯罪の一端を担っていたのは、紛れもない事実だ」曇るなのはの表情。

「重罪だからね、数百年以上の幽閉が普通なんだが」クロノのこの宣告に「そんな」と声を上げるなのは。友だちになりたい人が数百年以上の幽閉、と聞けば当然の反応でしょうか。それに、日本だと百年以上の懲役刑、とか無いですからね。

「なんだが!」と声を上げるクロノ。「状況が特殊だし、彼女が自らの意志で次元犯罪に荷担していなかったのははっきりしている。後は、偉い人たちにその事実をどう理解させるか何だけど、それにはちょっと自信がある。心配しなくて良いよ」潤むなのはの瞳。「何も知らされず、ただ母親の願いをかなえる為に一生懸命だった子を罪に問うほど、時空管理局は冷徹な集団じゃないから」優しくなのはにほほえみかけるクロノの表情が印象的です。

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クロノの言葉に喜ぶなのは。「クロノ君って、もしかして凄く優しい」という言葉に真っ赤になるクロノ。ここら辺見る限り、もしかしたらクロノは女性慣れしていないのかも知れない、と思いますね。まぁ、なのはの笑顔が可愛かった、と言うのもあるのでしょうけども。

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なのはを狙う淫獣ユーノは思わず、笑顔が引きつる。しかし、なのははフェイトのモノであるんですよね。可哀相に、ユーノ。

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「し、執務官として当然の発言だ。別に私情は入っていない」と照れるクロノが可愛いですね。そして、「照れなくて良いのに」とからかうなのはの無邪気さも可愛いですね。

なのは達の世界には、明日にも戻れる、と言うことですが、ミッドチルダ方面にはしばらく時間がかかるみたい、と告げるリンディ。「別に急いで帰らなくても良いけど、ここにお世話になるのは心苦しい」というユーノ。それに対して、なのはは「それじゃ、ウチにいればいいよ。今まで通りに」と申し出ます。こいつ、誘っている・・・・・・?!「ユーノくんさえ良ければいいよ」と言いますが、どうもユーノは出会いがフェレットもどきだっただけに、男の子扱いされていない感じがしますね。何か、まったくユーノを意識していないように見えますし。それだけ、無邪気とも言えるかも知れませんが、ユーノくん可哀相に。だから、十年が経とうとも、進展が無かったわけですね。倒すべきは、原作者の壁、と言うところでしょうか。

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「じゃあ、お世話になります」という言葉を聞いたときのなのはの笑顔が印象的ではあるのですが。

そこの現れるクロノとエイミー。エイミーの格好がだらしなさ過ぎるwクロノだったら、真っ先に「だらしない」と注意していそうな気がするのですが。エイミーはエイミーで、こんな格好をクロノに見せて良いの?と思いますし。それほど親しい仲、と言えなくもないのかな?

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その後は、アルハザードについての座談会。今更説明ですか。アルハザードは、今は失われた秘術がいくつも眠ると言われる都市ですが、とっくの昔に次元断層に飲まれて滅んだと呼ばれる土地。あらゆる魔法がその究極の姿に辿り着き、その力を持ってすれば叶わぬ望みは無いとさえ言われたアルハザードの秘術。時間と空間をさかのぼり、過去さえ書き換えることができる魔法。失われた命をもう一度甦らせる魔法。プレシアが求めたものはそんな魔法でした。しかし、クロノ曰く「魔法を学ぶものならば誰もが知っている。過去をさかのぼることも、死者を甦らせることも決してできない」プレシアも、おそらくそれは分かっていたでしょうに、自分の心の傷、痛みを隠す為に、そんなモノにしか頼ることができなかったと言うのが悲しいところですね。リンディは「プレシア程の大魔導士が自分の命さえかけて探していたのだから、アルハザードの道を見つけたのかも知れない」と。この辺、後々の伏線になっても良さそうでしたが、見事にスルーでしたねw

その後、クロノはエイミーにからかわれていましたが、やっぱりクロノってなのはのことを意識しているのかなぁ?この真偽は全く分かりませんね。

 

そして、なのはとユーノが帰る日。笑顔で別れるなのは、クロノ、リンディ、エイミー、そしてユーノ。「それじゃ」「うん、またねクロノ君」というところでしょうね。この別れが今生の別れではない、いつかきっと会えるから、笑顔で別れるんだ、と言うところでしょうか。涙でお別れすると、思い出の中の顔が泣いていることになるから、と。

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帰っていたなのはとユーノは、なのはの家に。家に帰ったなのはを迎えてくれたのは、姉の愛情いっぱいの抱擁でした。この辺、如何に姉がなのはのことを心配していたか、と言うのが伝わるようですね。そして、なのはが日常に帰ってきたことを強く感じさせてくれます。

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そして、家族と再会。なんだかんだ言っても、仲良し家族なんですよね。なのはの家って。

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そして、学校ではすずかとアリサと再会。涙を流すすずかと、にこりと笑った後、平静なふりを装うアリサの対比が面白いですね。アリサもびっくり嬉しそうな声を出していたのに。

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「夢中だったときのことは、過ぎ去ってしまえば、なんだか一瞬のようで。だけど、心の中には確かに残っている。出会ったこと。必死だったこと。いろんなこと」窓を見上げるなのはが思うのは、おそらくあの子のこと。

 

家のベッドも久しぶり、と言うことで思わず枕にすりすりするなのは。なんてサービスショット?

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なのはが眠ったのを確認して、もとの姿に戻るユーノ。なのはピンチw

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「お疲れ様、なのは」と布団を掛けるユーノ。ピンチではなかったですね。まぁ、何か会ったらフルボッコされそうですし。でも、なのはの心にあるのは、あの子の心配。「たったひとつ、気がかりはあのことのこと。キレイな目をした、きっと優しいあの子のこと」

これでAパート終了。アイキャッチ。最終回にふさわしい、満面の笑顔のなのはです。

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数日後、眠っているなのはの携帯に着信が。その発信元は時空管理局、って、時空管理局も普通の電波を使っているのですね。なんか不思議な感じです。普通にテレパシーでいい気がするんですけど、次元も隔てているし、距離もありそうなので難しいのかな?とにかく、深く考えたら負けな気がします。

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跳ね起きるなのは。通信の主はクロノ。それはフェイトの処分に関するモノでした。「フェイトは、多分、いやほぼ確実に無罪になるよ」とのこと。クロノはずっとフェイトの処分が軽くなるように頑張っていたようです。それを隠したがっているようですし、クロノ君って隠れて努力する苦労性タイプなんだろうなぁ、と思います。だからこそ、エイミーのように近くにいてその苦労を分かってくれる人が必要なのでしょうね。

 

そして、本局に移送する前に少し会える時間を取ることに。フェイトが「会いたい」と言ってくれている、と言うところが良いですね。

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なのはを待つ3人。その時、フェイトは何かに気付いたようです。彼女の視線の先には。

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走ってきています。

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なのは。「フェイトちゃーん」とうれしさが笑顔から溢れるようですね。

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フェイトもなのはの姿を確認して、嬉しそうです。やはり、なのはの本気の気持ちがフェイトに届いていたのでしょうね。

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こうして向かい合える時を、我々視聴者はどれだけ待ったか!

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あとは、若い者に任せましょうか、と言わんばかりの3人(嘘)あんまり時間がない、とのことですのし、きっとクロノ君が何とか時間を都合した、と言うことでしょうね。

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そして、笑顔の二人。控えめなフェイトの笑顔。それに対してなのはは、

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満面の笑顔。この辺の対比も面白いですね。今まで、影を歩いてきたフェイトと、光を歩いてきたなのはの違い、と言うところでしょうか。

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「なんだかいっぱい離したいことがあったのに、フェイトちゃんの顔を見たら忘れちゃった」というなのは。「私も上手く言葉にできない」とフェイト。「でも、嬉しかった。真っ直ぐに向き合ってくれて」というフェイトに、笑顔で「友だちになれたらいいな、と思って」と答えるなのは。あれだけ激しい戦いを繰り広げ、それでも友だちになりたい、と願い続けたなのはの気持ちの勝利でしょうね。だからこそ、今笑顔をむけることができるわけで。なのはの優しさでしょうね。

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これから、少し長い旅になる、と告げるフェイト。それは、本当の自分を始める為に。そう告げるフェイトに笑顔をむけるなのは。そして、今日来てもらったのは返事をする為。「友だちになりたい」というなのはのことばに答える為。「私にできるなら、私で良いならって。だけど、私どうしたらいいか分からない。だから教えて欲しいんだ。どうしたら友だちになれるのか」今までの生い立ちからしてしょうがないのかも知れないですけど、悲しい言葉でありますよね。フェイトは沈んだ顔になっています。

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そんなフェイトに対して、なのはは「簡単だよ」と告げます。その言葉に顔を上げるフェイト。

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「友だちになるの、凄く簡単」「名前を呼んで。はじめはそれだけで良いの。君とかあなたとか、そう言うのじゃなくて。ちゃんと相手の目を見て、はっきり相手の名前を呼ぶの。私、高町なのは。なのはだよ」そう答えるなのは。

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「なのは?」「な、のは」「なのは」何度もなのはの名を呼ぶフェイト。それに答えてフェイトの手を握るなのは。この瞬間、二人の間に確かな友情が刻まれたのでした。良いシーンです。

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「ありがとう、なのは」「なのは」のフェイトの言葉に、嬉しいはずなのに涙がこぼれるなのは。それは、別れがもうすぐと言うことが分かっているから?

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「君の手は温かいね」という言葉についに涙があふれ出すなのは。

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「少し分かったことがある。友だちが泣いていると、同じように自分も悲しいんだ」これって、まさになのはが言っていたようなことに近いですよね。悲しいことは半分こ、って。そのことにフェイトに抱きつくなのは。男らしく受けとめるフェイト。このときは、父:フェイト、母:なのは、って感じだったんですけどね。「ありがとう、なのは。今は離れてしまうけど、きっとまた会える。そうしたら、また君の名前を呼んで良い?」「会いたくなったら、きっと名前を呼ぶ。だから、なのはも私を呼んで。なのはに困ったことがあったら、今度はきっと私が助けるから」フェイトの言葉、感動的ですね。「会いたくなったら、きっと名前を呼ぶ」というところが、もう何とも言えません。言葉でなく、心で感じているのでしょうね。友だちになる、と言うことを。そして、最後の「なの派に困ったことがあったら、今度はきっと私が助けるから」というのが、何気に2期への伏線になっているのですね。

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「なのはは、本当に良い子だね。フェイトがあんなに笑っているよ」とアルフも涙が溢れます。自分の主、フェイトに初めてできた友だち。それが嬉しいのでしょうね。

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しかし、ここで時間。なのはは自分のリボンを渡します「思い出にできるもの、こんなのしかないんだけど」と。それはきっと、思い出の証。二人が初めて友だちになった、大切な宝物。知世ちゃんで言うところの、消しゴムみたいなモノですね。

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フェイトも自分のリボンをほどいてなのはに渡します。「ありがとう、なのは。きっとまた」と再会の約束を交わして。

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「アルフさんも元気でね」となのは。「「ああ、いろいろありがとうね、なのは、ユーノ」と最初の出会いからは考えられない笑顔です。

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そして、別れ。微笑みながら手を振るフェイト。

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それに答えるように、微笑み手を振るなのは。二人はきっとまた会えるから。

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フェイトの嬉しそうな笑顔が印象的です。

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なのはの笑顔もまた、また輝いていますね。

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そして、三人が立ち去った後。

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「なのは」というユーノの言葉にふり返るなのは。

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その顔には、もう涙はありませんでした。そう、「さよなら」別れではないから。二人はきっとまた会えるから。

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そして、ED。なのはシリーズおなじみの特殊EDですね。ユーノをかわいがるお姉ちゃんが妙に可愛らしかったです。

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朝の支度をするなのは。分かりにくいですが、髪を結んでいるリボンは、フェイトからもらった、あのリボンです。

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これは、分かりやすいですね。

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そして、フェイトもなのはのリボンを結んでいます。

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なのはが立つのは、フェイトとお別れをした場所。フェイトとはきっと再び会えるから。だから今はこの場所でフェイトが帰ってくるのを待つ、と言うとこでしょうか。フェイトのリボンとともに。

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これで、『魔法少女リリカルなのは』大団円でした。いやぁ、改めて見ると気づきとかあって非常に面白かったです。やっぱり、『魔法少女リリカルなのは』は名作だと、改めて確信しました。まだ見ていない方には、是非とも見て欲しいですね。劇場版も公開されますし。と言うか、劇場版後悔なんだから、そろそろBlu-Rayボックスで出ないかなぁ?

 

 

DVD映像特典。まずは、リリカルパーティーの様子です。ジュエルシードの絵を描きなさい、というお題に対して、これは酷いwこれを描いたのは。

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田村ゆかりさんでした。ファンですが、これはフォローできませんw

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桑谷さんは絵がお上手ですね。

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おい、飼い主www

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シャッフルアフレコ、と言う企画もありました。

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水橋さんの演じるなのはは、どう聞いてもちんぴらですw

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ゆかりんは、レイジングハートの演技です。棒読みなのがいい味出していました。

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こっちでは、フェイトを演じていましたが、あんまり違和感なかったですね。敢えて言うなら、「梨花ちゃま?」という感じでしょうか。

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なんか、ぶつ切れなのが気になりますね。声優ファン以外、得をしない気がしますし。

で、キャストインタビューはゆかりんと奈々様でした。これも、なかなか面白かったですね。

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HINAKA

HINAKAです。

takao様

まずは、本当にお疲れさまでした!
『魔法少女リリカルなのは』第1期シリーズ、通称〈無印〉の全編レビュー!実に大変、だったろうと思います(大きな事を言って、2話分で降参した人!)。

この最終回は、本当に秀作ですね!
このシリーズを見て、新房昭之監督と水樹奈々嬢を意識しました。ちなみに、この結果を踏まえてこういう事に詳しい知り合いに、「水樹奈々さんって、歌も上手いんだね!」と言ったら、噛みつかれんばかりに「彼女は、歌手が声優をやっているの!」と言われて、タジタジでした。

今回の画像では、まさにフェイトとアルフが収監されている、護送室の場面ですね!明と暗、光と影、単なる格子窓ではない、長い棘のような痛みを感じさせる、窓の影。
こういう空間の切り取り方と見せ方は、まさに新房イズムの骨頂ですが、これほど判りやすい例は他の作品では逆に珍しくなります。ですから、この作品は新房演出入門編としても、とても良く出ていると思います。

最後のリボンの交換、感動でした!
あの場面を、引きで(遠くから全体が見えるように)わざわざ描くのが、新房流です。普通のTVドラマなら、二人に寄りっぱなしです。何しろ、遠くから撮影しようとしたら、海の上!ですから……アニメならではの演出、アニメでしかできない演出!そして、アニメだから出来る演出で、さり気ない日常の1コマすら、感動に変えるのですからこの場面だけでも、アニメって素晴らしい!新房監督万歳!!と叫びたくなります。

ちなみに、風に二人の髪がなびきますが、これもTVドラマだと画面の都合上、二人の顔を横切るように、同じ方向に風を吹かせるのがセオリーです。
ところが、敢えてこの場面でナノハからフェイトへと、風を吹かせています。気持ちが風と共にナノハからフェイトに通じる暗示と同時に、長いフェイトの髪が後ろに流れて、主人公であるナノハの髪が、その横顔をともすれば隠しがちながら、前へとたな引きます。

主人公の顔を隠す!?あってはならない危険を、敢えて冒しても新房監督はこの場面の構図を、こうしたかったのでしょう。
初めて見た時文字通り、アッと叫んだ場面です。
そして、リボンの交換……この後二人は、今までとは逆にナノハが細くて黒いリボンを、フェイトが薄いピンクの大きなリボンを、普段はしている事になるハズなのですが……変身すると戻っちゃったりと、なかなか徹底しないところが、何と言うかその困ったもんだ!

それにしてもアリサ、最後まで公式の仲直りはなしか?意地っ張りめ!
ま、欠席中のノートやらプリントやら、たぶん勉強そのものも教えるのでしょうから、仲直りも何も無い!んでしょうねェ~。
という訳で、「拳で分かり合う友情も、最後は名前を呼び合う事で、成立する物語!」ここに完結。

本当にtakao様、良くできましたの2重の花丸!ですよネ!!
さァ、この勢いに乗って、次は「A’s(エース)」だ!!などと、気軽には言いません。新房流が無い分余計に、内容が詰まっていて疲れる構成になっていますからネ……今は、全13話を改めて見た余韻に浸り、英気を養って下さい。

本当に、お疲れさまでした!全部を通して心からnice!!です。

では、また。


by HINAKA (2009-08-29 19:54) 

まこたま

いえすっ!アスミス!!
なのは完走お疲れ様でした。

takaoさんのおかげで、1期を無事に見終わった感覚を達成する事が出来ました。
夢をありがとう、takaoさん!

>水橋さんの演じるなのはは、どう聞いてもちんぴらですw
水橋さんだから仕方無いですねww
by まこたま (2009-08-30 00:07) 

mana

いえすっ!アスミス!!
最終回お疲れ様でした。
この濃いレビューを13話続けた気力に敬意を表しますw

まこたまさんほど見終わった感を味わえてないかも知れないので、いづれはせめて1期だけでも視聴すべきだとは思っています。
なのはの人気のなんたるかが少し分かった気はするのですが、まだ魔法少女ものに抵抗がある自分には「なぜこれが?」感は払拭できてませんからね。これはtakaoさんのレビューがどうこうって事では全く関係なく、自分の中の偏見がそうさせてるものでしょう。
でも、このレビューを見続けて今までよりはかなり前向きに「なのは」を見てみてもいいかな?って気になれたのは確かです。ありがとうございました!
視聴できた暁には軽くレビューしてみるかもしれません。

でも、なのはスキーは熱いから下手なことは書けませんねぇw
by mana (2009-08-30 18:45) 

takao

HINAKAさん、nice!&コメントありがとうございます。本当にありがとうございます。HINAKAさんに支えられてここまで来た、と言っても過言ではないと思っています!途中、何回か投げようかとも思いましたしw

最終回、改めて見ても素晴らしいですね。

護送室の場面、本当に印象的でしたね。HINAKAさんのおっしゃるように、このような演出こそ、新房昭之と言う監督の真骨頂だと思いました。監督の演出の在り方が昔から変わっていないのだなぁ、と見返していて気付くことが多々ありましたね。今回の再視聴で。

最後のリボンの交換、良かったですね。「こんなモノしかないけど」という台詞から、これが思いつきのことであることが分かります。でも、離れたくないという気持ちと、何かをしたい、と言う気持ちが表れた行動かと思いました。そして、引きの場面。この引きの多用ですよね、新房昭之監督。

なるほど、風の吹き方については気付いておりませんでした。確かに、おっしゃるとおりですね。

アリサ、最後まで仲直りなしなのが、如何にも、らしいですよねw嬉しそうなのに、ふん、と言うポーズを作っているのが微笑ましいというか何というか。でも、結局はいつも通りの関係に戻っているんだろうなぁ、共感じました。おそらく、あの二人には、余計な謝罪も必要ないのだろう、と。お互い、お互いの気持ちが分かっているでしょうからね。

いや、本当に疲れましたよ。しばらくブログの更新やりたくない、と言うくらいにwしばらく休んでから、「A's」の記事も書けたらいいな、とは思っていますが、いつになることやら、という感じです。

これで『なのは』を見てくださる方が一人でもいたら、と思いますし、見てくださる方もいらっしゃいましたので、今回は大満足です。それが何よりですね。

HINAKAさん、本当にありがとうございました。
by takao (2009-08-30 22:12) 

takao

いえすっ!アスミス!!まこたまさん、nice!&コメントありがとうございます。

まさか、完走できるとは思いませんでした。これも、まこたまさんの応援のおかげです。ありがとうまこたまさんw

まぁ、水橋さんですからねwしかたないですよね。
by takao (2009-08-30 22:16) 

takao

いえすっ!アスミス!!manaさん、nice!&コメントありがとう

いえいえ、私のこれなんて全然濃くないですよw多分。気力は使ったかも知れないですね。しばらくブログの更新するまいか、と思うくらいですからねw

結構私のキャプとか、重要とか印象的なところとかも落としたりしているので、時間があれば視聴をオススメしますね。まぁ、好みは人それぞれですし、感想もいろいろあると思うので、無理強いはしません。視聴しても、「何故これが?」感はぬぐえないかも知れないですし。

manaさんが、少しでも前向きになってくださったのでしたら、私も続けた回があったというモノです。それが何よりの言葉ですよ。こちらの方こそ、ありがとうございます。

なのはスキーのことは無視して、感想お待ちしております。
by takao (2009-08-30 22:22) 

takao

xml-xslさん、nice!ありがとうございます。

takemoviesさん、nice!ありがとうございます。

keiさん、nice!ありがとうございます。

Lunamariaさん、nice!ありがとうございます。

usakoさん、nice!ありがとうございます。

chokusinさん、nice!ありがとうございます。

優先さん、nice!ありがとうございます。

アロンダイトさん、nice!ありがとうございます。

aspirebeatさん、nice!ありがとうございます。

まなふぃさん、nice!ありがとうございます。

ブラザーボブかきもとさん、nice!ありがとうございます。

ロックさん、nice!ありがとうございます。

@ミックさん、nice!ありがとうございます。

直chanさん、nice!ありがとうございます。

アリア・ポコテンさん、nice!ありがとうございます。

piporaさん、nice!ありがとうございます。

moeさん、nice!ありがとうございます。

SORIさん、nice!ありがとうございます。

秋月あきねさん、nice!ありがとうございます。

ほりけんさん、nice!ありがとうございます。
by takao (2009-08-30 22:30) 

takao

noriyukiさん、nice!ありがとうございます。

うっちーさん、nice!ありがとうございます。

bapioさん、nice!ありがとうございます。
by takao (2009-08-31 18:44) 

カルディア

最終回はホロリと感動したことを覚えてるよ。
良い作品だよね。

>キャストインタビューはゆかりんと奈々様
貴重なぐらい時代を感じるw
2人ともまだ垢抜けてない感じですね~。
そういうところもこの手の映像は観ていて楽しいですねw

by カルディア (2009-09-01 01:26) 

takao

カルディアさん、nice!&コメントありがとうございます。

最終回、本当に良かったです。二人の心の交流というか、初めて二人の気持ちががっちりかみ合った瞬間ですよね。良い物見せてもらいました、という感じでした。

ゆかりんといえば、個人的にはふりふりってイメージがあったのですが、このときはそうでもなかったですね。二人が垢抜けていないのは同意ですね。こういう時代もあったのか、と言うのが楽しかったりします。
by takao (2009-09-01 20:24) 

takao

ともゆきさん、nice!ありがとうございます。
by takao (2009-09-01 20:34) 

あんどう

あー、やっぱり一期のなのはとフェイトはかわいいですねぇ。
DVDに、こんな特典映像があるのは知りませんでした。
by あんどう (2009-09-01 23:48) 

takao

あんどうさん、nice!&コメントありがとうございます。

1期のなのはとフェイトのかわいさは異常w早くfigmaでないかなぁ、と心待ちにしている私です。

DVDは結構映像が入っていますね。そして、キャストインタビューは毎回入っています。声優さんが好きなら、見ておいて損はないかな、と思います。
by takao (2009-09-02 00:35) 

Gomarz

完走おつかれ様~!


by Gomarz (2009-09-03 07:32) 

takao

Gomarzさん、nice!&コメントありがとうございます。

おかげさまで、無事完走することができました。manaさんとか、見てくださっているようなので本当にやって良かったなぁ、と思っております。応援、ありがとうございました。
by takao (2009-09-03 19:07) 

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