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takao版「このラノベがすごい!2010」 ガガガ文庫編 [takao版「このラノベがすごい!2010」への]

久しぶりの更新となります。豪快に放り投げようとも思ったのですが、いい経験になるかと思ってやってみることに、年末年始、多少時間とれそうですしね

ということで、早速紹介です。ちなみに、得点は、今、私の独断と偏見でつけております。ファンの方には、お気を悪くされるようなこともあるかもしれませんが、ご了承ください。

久しぶりに、アマゾンへのリンクを張っておきます。アフィリエイトは貼っておりません。

 

 

5 七夕ペンタゴンは恋にむかない/壱月龍一

七夕ペンタゴンは恋にむかない (ガガガ文庫 い 1-3)

七夕ペンタゴンは恋にむかない (ガガガ文庫 い 1-3)

  • 作者: 壱月 龍一
  • 出版社/メーカー: 小学館
  • 発売日: 2009/05/20
  • メディア: 文庫

これは、面白かったですね。友情と愛情を描いた作品、だったかな?幼いときに欠けることがない永遠を誓った男女5人のペンタゴン。いろいろな恋愛感情を展開しながら、最後はファンタジックな終わりを見せた記憶があります。

うーん、自分の記事で映画化決定、とか書いているのが懐かしいです。いや、でも今でも実写映画化してもイイ作品だと思っていますよ。ただ、やはりラストが駆け足すぎだったのが気になりますね。そこがもっとフォローされていれば、という気がします。

評価:☆☆☆☆

 

6 とある飛空士への恋歌/犬村小六

とある飛空士への恋歌 (ガガガ文庫)

とある飛空士への恋歌 (ガガガ文庫)

  • 作者: 犬村 小六
  • 出版社/メーカー: 小学館
  • 発売日: 2009/02/19
  • メディア: 文庫
とある飛空士への恋歌 2 (ガガガ文庫)

とある飛空士への恋歌 2 (ガガガ文庫)

  • 作者: 犬村 小六
  • 出版社/メーカー: 小学館
  • 発売日: 2009/07/17
  • メディア: 文庫
とある飛空士への恋歌3 (ガガガ文庫)

とある飛空士への恋歌3 (ガガガ文庫)

  • 作者: 犬村 小六
  • 出版社/メーカー: 小学館
  • 発売日: 2009/12/18
  • メディア: 文庫

 

今のガガガ文庫を支える作品の一つであることは間違いないでしょうね。前作に当たる『とある飛空士への追憶』もコミカライズ、さらには映画化決定ですし。個人的には、ガガガ文庫がかなり気になる存在になってきているような気がします。

さて、内容ですが、私の記事にもさんざん書きましたが、イメージとしては、「世界名作劇場」という感じです。設定はそんな感じではありませんが。

へたれのカルエルをどう見るかで作品の評価が変わるような気がします。元・王子でいろいろごちゃごちゃしているくせに、いざというときに役に立たないカルエルを面白いと思うと、作品にすんなりはまれそうな気がします。駄目だと感じると、向かないかもしれませんね。まぁ、そこへんはアリエルの魅力で補う、ということで。

今、原作3巻を読んでいるところですが、どんどん盛り上がっているのを感じます。自分を王子の地位から追い落とし、愛する母から引き裂く原因となった反乱の中心にいたニナを恨むカルエル。反乱に担がれたものの、実質のお人形さんであり、風を操る力を失ったことでお役ご免の形となったニナことクレア。しかし、二人は出会い、一目で恋に落ちてしまった。お互いの事情を知らずに。この辺の設定が私の乙女心wをキュンキュンに刺激しまくっています。

まだ3巻を読んでいる途中ですが、今後にかなり期待している作品です。

評価:☆☆☆☆

 

7 その日彼は死なずにすむか/小木君人

その日彼は死なずにすむか? (ガガガ文庫)

その日彼は死なずにすむか? (ガガガ文庫)

  • 作者: 小木 君人
  • 出版社/メーカー: 小学館
  • 発売日: 2009/06/18
  • メディア: 文庫

 

もうですね、素直に面白かった。これ以上言うことがないくらいにwとにかく、ヒロインのソフィアが可愛くて、けなげで、そして素敵でした。このようなヒロインに、小学生で出会えた主人公は本当に幸せ者だと思います。そのせいで、後の二人の存在が希薄になっていますが、まぁソフィアが可愛いからイイかwという感じでした。

そして、なにげにポイントが高いのが主人公とマキエルの交流。この二人の関係がいいんですよね。そして、すべては最後の1ページにつながる、という。

この本、かなりおすすめなので是非とも読んで欲しい作品ですね。

評価:☆☆☆☆☆

 

8 七歳美郁と虚構の王(1)/陸凡鳥

七歳美郁と虚構の王 (ガガガ文庫)

七歳美郁と虚構の王 (ガガガ文庫)

  • 作者: 陸 凡鳥
  • 出版社/メーカー: 小学館
  • 発売日: 2008/09/19
  • メディア: 文庫

 

うーん、結構続いていることからすると、人気があるのかなぁ、という気がしますが、いろいろあらが目立って私は駄目だった記憶があります。そういうのが好きな人にはイイかもしれませんが。「甲高いバリトン」やら「「立命館大学卒。松坂世代ならぬ藤川球児世代の、ロストジェネレーション。現在書店アルバイト。得意技は、ねこだましから繋げる空中殺法。超人強度66マンパワー。」というなんともあれな作者紹介やら。シリーズ続いているのなら、よくなったのかなぁ、と思うのですが、手が伸びません。当時は、「結構楽しんだ」やら「次が出たら買う」やら書いているのですがw

評価:☆☆

 

9 人類は衰退しました(1)/田中ロミオ

人類は衰退しました (ガガガ文庫)

人類は衰退しました (ガガガ文庫)

  • 作者: 田中 ロミオ
  • 出版社/メーカー: 小学館
  • 発売日: 2007/05/24
  • メディア: 文庫

妖精さんが面白かった記憶があります。ただ、あとがきで小学校やら中学校の図書室においてもらえるような作品に、と書いていたと思いますが、それがあざとさのようなものに変わっていて、かなり鼻についた記憶があります。ファンの方には申し訳ないですが。

一応、全巻買っているので、いつか読もうと思っている作品。ただ、2巻がどこにあるか分からないw一番取り出しにくい箱の中にあるような気がしています。

評価:☆☆

 

10 どろぼうの名人/中里十

どろぼうの名人 (ガガガ文庫 な 4-1)

どろぼうの名人 (ガガガ文庫 な 4-1)

  • 作者: 中里 十
  • 出版社/メーカー: 小学館
  • 発売日: 2008/10/18
  • メディア: 文庫

とにかく、百合。いわゆるライトノベル的な文章の軽さはなく、ひたすら百合の世界に浸れます。ただ、百合百合した感じはないですが。 好きな人はすごく好きそうですが、駄目な人はとことん駄目そうな、人をかなり選びそうな作品だという感じがします。

評価:☆☆

 

11 曲矢さんのエア彼氏 木村くんのエア彼女/中村九郎

曲矢さんのエア彼氏 (ガガガ文庫)

曲矢さんのエア彼氏 (ガガガ文庫)

  • 作者: 中村 九郎
  • 出版社/メーカー: 小学館
  • 発売日: 2009/03/19
  • メディア: 文庫

まぁ、九郎先生ですからwでも、これでも読みやすくなってはいるんですよね。その分、先生の個性が消えて残念な気もしているのですが。『アリフレロ』で受けた衝撃が味わえないのは残念。ただ、物語は個人的にかなり好みです。

読んでいて簡単にラストが予想できたし、予想通りだった、という意見もたくさんある作品だったりします。私ですか?予想しませんでしたw

評価:☆☆(個人的には☆☆☆☆)

 

何か、薄い記事ですみません。読んだのがだいぶん前になるので、頭からぽろぽろ落ちてしまっているようです。来年はこんなことがないように、しっかり記録しておこう、と思いました。

そして、自分の首を絞めるw


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コメント 7

kaz777

『とある飛空士への追憶』はなかなかでしたが『・・・恋歌』はどうもカルエルがヘタレすぎて・・・でもラーメン食べたいですね。
by kaz777 (2009-12-24 02:23) 

「直chan」

 ガガガ文庫の作品は、読んだことありませんが、ファンタジー系統のイメージがありますね。
 私は、現実的な舞台設定で、同居ものとか、定番のラブコメが好きな事もあり、電撃文庫がかなりの割合を占めています。時間の都合で、あまり多く読めませんので、レビュー記事は、とても参考になります。^^


by 「直chan」 (2009-12-24 03:08) 

パール

TOP3に期待しています。
by パール (2009-12-24 20:51) 

takao

kaz777さん、お久しぶりです!nice!&コメントありがとうございます。

3巻読み終わりました!ついについに、カルエル覚醒の兆しが見えて、今後が見逃せなくなってきた感じです。物語としては、ここからが本番でしょうね。ただ、3巻はあまりに犠牲が多すぎです・・・・・・。

ラーメン、食べたくなりますよねw
by takao (2009-12-27 01:00) 

takao

直chanさん、nice!&コメントありがとうございます。

ガガガ文庫は、どうなんでしょうね。私もそんなに読んでいるわけではないですが、ファンタジー系統はそんなに多くない気がします。人類は衰退しましたとかのイメージですかね?

個人的には、ファンタジーはMF文庫Jがかなり強いイメージがあります。『ゼロの使い魔』『聖剣の刀鍛冶』『いつも心に剣を』『剣の女王と烙印の子』など。

電撃文庫も、スタート当初はファンタジー作品が多かった気がしますが、『ブギーポップ』のヒット以来だいぶん変わった印象があります。

参考になる、といってもらえたら最高にうれしいです。ただ、自分の昔の記事を読み返すと、あまりの日本語のひどさに、泣きたくなるのですがw今後も、少しでも参考になる記事が書けたら、と思います。とは言いつつ、最近感想書いてない本が40冊くらいたまっているんですけどね(^^ゞ

最近読んだのだと、『1×10 藤宮十貴子は懐かない』が意外とよかったです。『ご愁傷さま二ノ宮くん』の作者だけあって?設定は『ご愁傷さま二ノ宮くん』を連想させますが、主人公と十貴子の設定が良いなぁ、と思いました。
by takao (2009-12-27 01:09) 

takao

パールさん、コメントありがとうございます。

トップ3まで早くあげられたらいいですけども。年末年始の休暇で一気に書き上げたいと思っています。個人的には、トップ3は決まっているつもりなんですけども。こればかりはどうなるか分かりません。
by takao (2009-12-27 01:11) 

takao

皆様、たくさんのnice!ありがとうございます。

まとめてで申し訳ないですが、謹んで感謝申し上げます。
by takao (2009-12-27 01:12) 

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