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takao版「このラノベがすごい!2010」 ファミ通文庫&富士見ファンタジア文庫&富士見ミステリー文庫編 [takao版「このラノベがすごい!2010」への]

今回は、ちょっと多めです。

 

<ファミ通文庫>

38 バカとテストと召喚獣(2)/井上堅二

このライトノベルがすごい!2009では3位、そして、2010では見事1位に輝き、ついにアニメ化。勢いに乗りまくっている本シリーズであります。元々、編集部特別賞受賞から始まったシリーズ、と考えると、編集部の見る目が確かだった、ということができますね。余談ですが、そのときの大賞が『108年目の初恋』いろいろきつかった記憶があります。音楽でも全員一致の大賞でデビューしたミュージシャンより、たとえ他の人が駄目でも一人の人がすごく気に入って審査員特別賞とったミュージシャンの方が売れることがある、と聞いたことがありますが、そんな感じかな、と思います。BAKUMANで言うと、10人中2,3人が好きな作品、ということですかね。

さて、大人気のシリーズですが、私個人の感想としては、「確かに面白い。しかし、『このライトノベルがすごい』1位は過大評価が過ぎるのではないか」という気がしています。まぁ、未だ2巻までしか読んでいないので偉そうなことはいえないのですが。2巻までの感じだと、そういう風に感じています。

以下の小言は、私が2巻までしか読んでない、という前提で読んでください。

確かに、1巻のテストの解答は大笑いしました。本編も楽しみました。しかし、それがすごいかと言われると、うーん、という感じがします。実際問題、その部分が面白くない、という人も少なくないわけで。

キャラ的なものにしても、ムッツリーニと秀吉はキャラが立っているような気がしますが、ほかのキャラのキャラが立っているか、といわれると弱い気がします。何より、ラブコメものなのに、瑞希と美波が10位に入らないのはどうなんだろう、という気がします。その代わりに、秀吉が7位(女性部門)に入っている始末。 どうにかならないものか、と。

とはいえ、コメディものとしては良質だとは思います。かなり笑いましたし。ただ、ギャグがあうかどうか人それぞれだと思うので、買う前に少し立ち読みして、テストの解答を読んでおくことをおすすめします。それがつまらない、という人は買わない方が無難。大笑いするなら、そのままレジにGoしましょう。

評価:☆☆☆

バカとテストと召喚獣 (ファミ通文庫)

バカとテストと召喚獣 (ファミ通文庫)

  • 作者: 井上 堅二
  • 出版社/メーカー: エンターブレイン
  • 発売日: 2007/01/29
  • メディア: 文庫

 

39 学校の階段(4)/櫂末高彰

これは第7回エンターブレインえんため大賞小説部門優秀賞受賞作品。今、過去の受賞作品と受賞者を見ていましたが、ものになっていない率が半端ないですね。野村美月さんと桜庭一樹さんと日日日(あきら)さん、田口仙年堂さんくらいですか?

それはさておいて、学校の怪談ではなく、学校の階段なのがこの作品のポイント。タイトルからはどんな作品が全く想像がつかないかもしれませんが、部活動ものです。

この作品は、主人公が学校の階段を駆け巡り、タイムを競う階段部に加入し、その中で何かを得ていく物語。すみません、適当ですw

1巻は、階段部存続の危機から始まりますが、やはり展開に無理がある気がするんですよね。今まで嫌われていたはずなのに、突然彼らの礼儀正しさとか何とかに気づいて、応援する、というのはどうなんだろうという気がします。結局、迷惑に変わりはないんだし、今のところけががないかもしれませんが、いつ大事故が起こるとも分からない状況です。そのリスクは避けるべきではないかと思います。自分が大けがを負わされたときに、どうするんだ、と思ってしまいます。まぁ、そのすべては生徒会があれなせいもあるのでしょうが。

なんか、他人に迷惑かけなければ何やっても良いじゃない、という感じがするんですよね。実際、他人に迷惑かけているわけですが。そこが気になるなぁ、と。

あと、話が進むにつれて、階段部の活動と話が関係なくなっていった、というのもマイナスですね。確かに、階段部だけで話をふくらませるのは無理があるので、仕方ないともいえますが、そうならば潔く終わるべきだったでしょう。私は4巻まで読んで5巻途中で読むのを止めましたが、1巻はまぁ面白い、3巻もそこそこ面白い、と思った以外、2巻と4巻がいまいちすぎでしたね。5巻もなんかいまいちで読むのを止めたのでした。

キャラにしても、主人公と同居している4姉妹の春と夏が空気になっているのも気になる点ではありました。4人である必然性を感じない、というか。

とはいえ、あらはあるものの、勢いはある作品なのかな、という気がします。レース部分は確かにおもしろかったですし。でも、無理におすすめはしないかな?全巻購入していますが、たぶん読まないと思うシリーズです。

評価:☆☆

学校の階段 (ファミ通文庫)

学校の階段 (ファミ通文庫)

  • 作者: 櫂末 高彰
  • 出版社/メーカー: エンターブレイン
  • 発売日: 2006/01
  • メディア: 文庫
学校の階段 10 (ファミ通文庫)

学校の階段 10 (ファミ通文庫)

  • 作者: 櫂末 高彰
  • 出版社/メーカー: エンターブレイン
  • 発売日: 2009/07/30
  • メディア: 文庫

完結済みです。

40 「文学少女」シリーズ/野村美月

確かに、本編は面白いシリーズでありました。どんどん引きつけられた、最後の展開では幾度も涙を流しました。そして、綺麗に終わったと思った矢先、短編集というシリーズ『文学少女と恋する挿話集(エピソード)』と、外伝シリーズ『「文学少女」見習いの~』が始まりました。ただ、これがくせ者かな、という気がします。

確かに面白い。面白いんですよ。ただ、挿話集では、バカップルの話が鼻についたりしました。それと同時に、「少しおもしろさが弱くなっている?」という感じも。元々、作者は前作?の『うさこい』の評価がすさまじく悪かったようなのですが、それが少しずつ見えているような感じがしました。

それでも、その部分はほんの少し。全体通しては面白いんですけどね。素晴らしいシリーズ、と感じます。ただ、ただ、本編が綺麗に終わっているだけに、もう早く終わって欲しい、という気もします。次の巻で終わる、ということですが。なんか、出版社の「稼げるうちに稼ごう」という思惑が見えるような気がするんですよね。

映画化は楽しみですし、絶対に見ようと思っています。

評価:☆☆☆☆

“文学少女”と死にたがりの道化 (ファミ通文庫)

“文学少女”と死にたがりの道化 (ファミ通文庫)

  • 作者: 野村 美月
  • 出版社/メーカー: エンターブレイン
  • 発売日: 2006/04/28
  • メディア: 文庫

本編シリーズだけなら、文句なく☆☆☆☆☆です。

“文学少女”見習いの、初戀。 (ファミ通文庫)

“文学少女”見習いの、初戀。 (ファミ通文庫)

  • 作者: 野村 美月
  • 出版社/メーカー: エンターブレイン
  • 発売日: 2009/04/30
  • メディア: 文庫
“文学少女”見習いの、傷心。 (ファミ通文庫)

“文学少女”見習いの、傷心。 (ファミ通文庫)

  • 作者: 野村美月
  • 出版社/メーカー: エンターブレイン
  • 発売日: 2009/12/26
  • メディア: 文庫
DVD付特装版

DVD付特装版

  • 作者: 野村 美月
  • 出版社/メーカー: エンターブレイン
  • 発売日: 2009/12/26
  • メディア: 文庫
“文学少女”と恋する挿話集 2 (ファミ通文庫)

“文学少女”と恋する挿話集 2 (ファミ通文庫)

  • 作者: 野村 美月
  • 出版社/メーカー: エンターブレイン
  • 発売日: 2009/08/29
  • メディア: 文庫

先日、傷心を読み終わりましたが、やはり面白かったですwでも、シリーズ読んできたのでどうしてもななせとかに目がいってしまう・・・・・・。

 

<富士見ファンタジア文庫>

41 「生徒会の一存」シリーズ(4)/葵せきな

つい先日、アニメが無事終了した本シリーズ。このシリーズが発行されて話題になったのがもうずいぶん昔のことに思えますwというか、いつのこと?本気でw

1巻読んだときは、とにかくパロディを詰め込んだようなギャグ、たたみ込まれるような会話、無駄なシリアスパート。そして、すべての人があっけをとられる終わり方。悪い意味であきれた記憶があります。

ただ、1編だけすごく好きなシリーズがあって、その面影を追うように2巻、3巻と呼んでいくうちに、「あれ、これきらいじゃない」と思うようになりました。私がこのシリーズで良いなぁ、と思うのは、とにかくテンポのよい会話ですね。今の漫才の主流となっている、とにかくたたみかけるようなテンポのよいギャグとツッコミの会話。これがとにかく好きです。

とはいえ、相変わらずシリアスパートがいただけないのが残念ですね。ギャグを引き立たせるためにシリアスを入れる、というのはパターンの一つだと思います。しかし、本シリーズのような良い意味でバカなシリーズに、シリアスな話を入れても、ただその部分だけが浮いてしまうんですよね。結果、かみ合わない結果に。そこがうまくないですね。

2ちゃんのノリのようなパロディが大丈夫な人はいいと思いますが、あわない人はとことんあわないと思います。購入前にはお試し読みを薦めます。

評価:☆☆☆

生徒会の一存―碧陽学園生徒会議事録〈1〉 (富士見ファンタジア文庫)

生徒会の一存―碧陽学園生徒会議事録〈1〉 (富士見ファンタジア文庫)

  • 作者: 葵 せきな
  • 出版社/メーカー: 富士見書房
  • 発売日: 2008/01/19
  • メディア: 文庫

 

42 夜想譚グリモアリス(1)/海冬レイジ

このシリーズも全巻購入しているのですが、1巻しか読んでいないというwちなみに、元出ていたのは富士見ミステリー文庫です。先日、『ROOM NO.1301』と『SHINO』の完結を持ってレーベル自体がなくなってしまったので、富士見ファンタジア文庫の方にお引っ越しとなりました。その際に、富士見ファンタジア文庫で出し直したのですが、表紙が富士見ミステリー文庫版と同じというw

余談が長くなりました。要は、「読んだのが前過ぎてあんまり覚えていない」と言うことです。読んだの、このブログ開設当時でしたからねw

ヒロインのキャラがよかった記憶があります。が、それ以外は。当時の記事を見ると、会話のテンポが気になるとか書いてありますが、やはり覚えていないw

まぁ、その程度の作品だったのでしょう。最低ですね、私w

評価:☆☆

夜想譚グリモアリスI  かくてアダムの死を禁ず (富士見ファンタジア文庫)

夜想譚グリモアリスI かくてアダムの死を禁ず (富士見ファンタジア文庫)

  • 作者: 海冬 レイジ
  • 出版社/メーカー: 富士見書房
  • 発売日: 2009/08/20
  • メディア: 文庫

 

43 黄昏色の詠使い/細音啓

これは、ものすごくよかったですよ。昨年、無事最終巻を迎えたシリーズですが、とにかく新人さんとは思えないくらいよかったですね。どうも、元々長編シリーズの最初に据えていた物語を投稿したようなので、その後のシリーズも自然に続いてくだました。もしも、受賞してなかったらどうするつもりだったんだろう、と思いましたがw

この物語の良さは、登場人物が優しい、物語が優しい、ということではないでしょうか。確かに、悪者っぽいのは出てきますが、実はそいつも痛みを持っていて、という風に、憎いんだけど、憎みきれないという部分を持っていました。

最後に関しても、とにかく優しい。巨大な力を持つものに対して、力ではなく、自分の意志を示し納得させる、というところがよかったです。とにかく読んでいて心地よささえ感じるような感じでした。

まぁ、インターネットでツッコミを入れられているのも見たことがありますし、それも納得できる自分がいます。しかし、私はそれを差し引いてなお、この物語に魅力を感じました。オラトリオ、考えるの大変でしょうに。それを構築しきったところとかが、魔法を唱えるなら詠唱世代の私にはよかったです。やはり、魔法には詠唱が必要不可欠でしょうw

シリーズが進むにつれて、章のタイトル部分が異様にこっていたりして、出版社も力を入れているのを感じました。全10巻とちょっと長めですが、ファンタジー好きの方には是非とも読んで貰いたいシリーズです。

評価:☆☆☆☆☆

イヴは夜明けに微笑んで―黄昏色の詠使い (富士見ファンタジア文庫)

イヴは夜明けに微笑んで―黄昏色の詠使い (富士見ファンタジア文庫)

  • 作者: 細音 啓
  • 出版社/メーカー: 富士見書房
  • 発売日: 2007/01
  • メディア: 文庫
黄昏色の詠使いX  夜明け色の詠使い (富士見ファンタジア文庫)

黄昏色の詠使いX 夜明け色の詠使い (富士見ファンタジア文庫)

  • 作者: 細音 啓
  • 出版社/メーカー: 富士見書房
  • 発売日: 2009/08/20
  • メディア: 文庫

 

 

44 ご愁傷さま二ノ宮くん(1)/鈴木大輔

まぁ、いろいろ噂は聞いていたのですが、その噂通りだったなぁ、という感じでした。

噂というのは、文章は上手だけど、内容がくだらない、という感じでした。実際読んでみると、なかなか文章は悪くない。変な癖があるわけでもなく、読みやすい文章だなぁ、というのが印象でした。

しかし、内容がよくなかったですね。全体的に悪い意味で「うわぁ・・・・・・」という感じでした。あの麗華が冥土になるところなんて、もう嫌悪感すら感じるような感じだったと思います。

それにとどめを刺したのが、麗華と真由、どちらも実は主人公の峻護(しゅんご)と幼いときにあっていて、どちらかの何らかの要因によって、峻護が今のような平凡な人間になってしまった。それまでは、二宮家でも天才と呼ばれるような才能の持ち主だった、というところ。厨二病設定は大好きなんですが、これ見た瞬間に一気にさめてしまいました。アニメだとなんとか大丈夫なんですけどねw不思議です。

とりあえず、2巻までは買っているのですが、これも2巻を読むことはなさそうです。ただ、作者の第二作目『1×10』が結構好きだったんで、それ次第で読むかもしれません。『1×10』自体、『ご愁傷さま二ノ宮くん』の焼き直しのように感じたのでw

評価:☆

ご愁傷さま二ノ宮くん (富士見ファンタジア文庫)

ご愁傷さま二ノ宮くん (富士見ファンタジア文庫)

  • 作者: 鈴木 大輔
  • 出版社/メーカー: 富士見書房
  • 発売日: 2004/09/16
  • メディア: 文庫

ところで、物語自体完結したらしいのですが、Wikipediaの項目に「まだ完結していない作品」とあるのは、放置されているからですか?w

45 SH@PPLE/竹岡葉月

はい、これまたすごく好きです。姉の通う女子校の生徒に一目惚れした主人公・雪国と、その女子校の生徒会長としての役割に疲れてしまったもう一人の主人公・舞姫は、お互いの利害の一致からそれぞれが入れ替わって学校生活を送るようになって、というお話。

いわゆる入れ替わりものになるとおもいます。それ自体、よくある設定なのですが、キャラが非常に良い!生き生きとしたキャラたちの、おもしろおかしい姿に大変笑わせて貰いました。

個人的にお気に入りは胡蝶の宮。芯がしっかり通っていて非常に凛々しい。はじめは生徒会と対立していていやな奴かと思っていたのですが、そうでもなく。なにげに気遣いできたり、好きになった相手にはやっぱり不器用だったりするところが愛おしかったです。恋の勝負には勝てないだろうなぁ、と思いつつ、ついつい応援してしまうキャラです。

で、本編の方ですが、7巻に来て急展開。怒濤のシリアスラブモードに入りました。もう、蜜が切ない!古葉さんが切ない!雪国が切ない!舞姫がいじましい!『とらドラ!』をちょっと思い起こすようなシリアスモードの突入具合に、ちょっとびっくりしたり。でも、もう目が離せなくなったり。

もう、盛り上がりまくっていて、次の巻が楽しみで仕方ありません。決着は、雪国と蜜がくっつく展開になると思いますが、古葉さんにも救いがあって欲しいなぁ、と願ってやみません。

評価:☆☆☆☆☆

SH@PPLE〈1〉 (富士見ファンタジア文庫)

SH@PPLE〈1〉 (富士見ファンタジア文庫)

  • 作者: 竹岡 葉月
  • 出版社/メーカー: 富士見書房
  • 発売日: 2008/03/19
  • メディア: 文庫

 

46 MA棋してる!/三浦良

あー、このシリーズ、富士見ファンタジア文庫だったんですね。今の今まで、角川スニーカー文庫だと思っていた、そんなシリーズです。というか、2巻以降に続きそうな展開になっていたのに、続きが出ないのはなして?私はそこまで嫌いではなかった、というかむしろ好きだったのですが、売れ行きが芳しくなかったと言うことでしょうか?富士見は打ち切るのも早いようなので、ちょっと心配です。売れたら、シリアス長編にギャグ短編と無理させるのにですねw

魔法で将棋している、略してMA棋してる!という感じのタイトルですが、その名の通り、主人公は魔法使い。そして、自分の魔法を構築する上で、将棋をシステムに取り入れて魔法を使います。そのアイディアが面白いし、目の付け所が良いな、と思いました。実際、論理的だと思いますしね。

次に期待が持てるような始まり方だったのに、次が出ないのが残念で仕方ありません。まぁ、「まいじゃー」さんに書いてあるように、中心読者層が読まなさそうな話なので、仕方ないのかな、と思います。

評価:☆☆☆☆

MA棋してる!(1) (富士見ファンタジア文庫)

MA棋してる!(1) (富士見ファンタジア文庫)

  • 作者: 三浦 良
  • 出版社/メーカー: 富士見書房
  • 発売日: 2008/10/20
  • メディア: 文庫

 

<富士見ミステリー文庫>

47 ROOM NO.1301(7)/新井輝

昨年、ついに完結を迎えた本シリーズ。なんか、ハードカバーで出版しようという計画もあったようですが、そちらは立ち消えになったようですw

とはいえ、私途中までしか読んでないのですよね。面白いと思うし、すごく好きですので読もうとは思っているのですが、なかなか先に踏み出せませんw

寸止めライトノベル、と呼ばれているのを見たことがあるような気がしますが、そんな感じですね。どこか欠けた部分を持った人達が、12階建てのビルの13階にある部屋に集まって、それぞれの欠けた部分を埋めあっていく、というか何というか。それでいて、非常に倒錯した作品でもあります。何せ、主人公の姉の蛍子は、自分の弟が大好きで、そして、弟の子どもを生んでいますからねwもう、何がなにやらw

ただ、行為の描写はなく、その事前と事後が描かれるために、取り立ててエロい、というイメージはないです。エロ差で言ったら、『H+P』の方がたぶんエロいwやはり、エロスではなく、ROOM NO.1301に集まる人々の関係とか、その空気とかを楽しむ作品かな、と思います。

個人的には、健一(主人公)最低!という感じですが、それでも結構楽しめています。そのうち、完結まで読みたいですね。

評価:☆☆☆

ROOM NO.1301―おとなりさんはアーティスティック!? (富士見ミステリー文庫)

ROOM NO.1301―おとなりさんはアーティスティック!? (富士見ミステリー文庫)

  • 作者: 新井 輝
  • 出版社/メーカー: 富士見書房
  • 発売日: 2003/09
  • メディア: 文庫
ROOM NO.1301 #11  彼女はファンタスティック! (富士見ミステリー文庫)

ROOM NO.1301 #11 彼女はファンタスティック! (富士見ミステリー文庫)

  • 作者: 新井 輝
  • 出版社/メーカー: 富士見書房
  • 発売日: 2009/03/19
  • メディア: 文庫

タイトルだけでは、どれが何巻やらw

 

余談ですが、イラストを担当しているさっち氏本人によるコミカライズも行われています。主人公は、私が大好きな「桑畑綾」さん!抱腹絶倒、本編のイメージ破壊?上等!といわんばかりの内容です。というか、千夜子ちゃん、イメージ壊れすぎだろう、jk

まぁ、人を選ぶ内容だとは思うのですが、脅威のある方は是非w

るーむ! ROOM NO.1301 (1) (角川コミックス ドラゴンJr. 121-1)

るーむ! ROOM NO.1301 (1) (角川コミックス ドラゴンJr. 121-1)

  • 作者: 新井 輝
  • 出版社/メーカー: 富士見書房
  • 発売日: 2008/01/09
  • メディア: コミック
る~む!ROOM NO.1301 2 (角川コミックス ドラゴンJr. 121-2)

る~む!ROOM NO.1301 2 (角川コミックス ドラゴンJr. 121-2)

  • 作者: 新井 輝
  • 出版社/メーカー: 富士見書房
  • 発売日: 2008/10/09
  • メディア: コミック

 

なぜかまたリンクされていたでござる。

WS000059.JPG

というか、あれはレビューなんて呼べるほど上等ではないと思うのですが。非常に恐縮してしまいます。さらに、コピペのネタみたいに、テレビの前で撮った写真の画像でさらに恐縮。そして、画像が小さくてもっと恐縮です。hahahaw

 

ついでに、リンク元を見ていたら、変なところからリンクされていました。早速、リンク元にアタックすると。

WS000060.JPG

なぜ、数あるブログの中からここなのか、全く意味が分かりませんwちなみに、ここからのアクセスが6件ばかりありました。結構いるっ!w

まぁ、私のブログなんてひっそりこっそり、というつもりでやっているのですが、リンクされることもあるんですね、というおまけでした。


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カルディア

ラノベ感想、お疲れ様です! 相変わらず凄い数だわ…w
自分はファミ通文庫では「狂乱」ぐらいしか記憶にないんですよね。
「バカテス」はアニメ化されるので作品としてはそちらで確認しようかなと。絵柄が可愛いなとは思っています。あとは観てから判断。

しっかし、これだけの長文感想、1記事じゃもったいない!
作品ごとに記事にしたほうがいいような気がしました。せめてファミ通と富士見で分けると、他所からのリンクをしてもらいやすくなるんじゃないかな~なんて。自分が言えた義理ではないですが。
でもこれはこれで、検索で来た方が他のタイトルも知り得ることにもなるというメリットもありますね。それにしても読んでますね~。私好みのラノベを見つけてもらいたいぐらいですw

by カルディア (2010-01-07 02:49) 

bapio

それにしてもtakaoさんの1記事の内容の濃さはすごいですねぇw
私ならこれで3つに分けてアップするレベルですw

私もたまにブログのネタがいくつか浮かんだ時は数回の記事にわざと分けるようにしてますw
ネタがなくなっちゃいますのでw
惜しげもなくで~んと記事にされるtakao様に乾杯w!
いつもネタがあっていいなぁと羨ましいでござる^^A

>買う前に少し立ち読みして
ラノベの立ち読みは難易度が高いなww!
読むの遅いからなぁww

「文学少女」シリーズは私も読んでみたいなぁと思ってます。アニメ化を超えて映画化でしたっけ?
アニメ化してくれるといいんだけどなぁ。

『ご愁傷さま二ノ宮くん』はアニメを少し見たことありますが全力でスルーさせていただきますw
by bapio (2010-01-07 15:20) 

takao

カルディアさん、nice!&コメントありがとうございます。

まぁ、これは去年読んだ分だけじゃなくって、ラノベを再び読み始めるようになって3年分の集大成ですからねw
多いと思います。
来年も続けるか分かりませんが、来年はもっと減ると思いますよ。

私は、「狂乱」は読んだことないですね。
何となく、日日日さんに苦手意識があるので。
それではもったいないので、いずれ日日日作品に手を出そうとは思っています。
『眼球と蟲とテディベア』を買ってどれくらい経つだろうw

あー、やっぱり長かったですねw
もっと、コンパクトな記事にしたかったのですが、
うだうだ書いてしまいました。
反省です。
たぶん、作品ごとにするともっと長くなると思いますよw

実は、コンパクトにする予定で、
「ファミ通文庫3冊だからこれじゃ短いから」
と富士見の方まで入れたのですが、
今見たら、ファミ通文庫の3冊で十分な長さでしたねw
何日かかけて書いたので、力が余ったのでしょうねw
リンクは考えていないんです。
もらえると思っていないのでw
ちなみに、閲覧数も少ないのですよw
れでぃ×ばとのほうは500超えたのにorz

ファンタジーは、今はMFが強いかな、と今日『白銀の城姫(ベルクフリート』を読んで思いました。
城が女の子になって戦う『白銀の城姫』、おすすめですよw
by takao (2010-01-07 23:18) 

takao

bapioさん、ごきげんよう。nice!&コメントありがとうございます。

濃い、というより長い、という感じですけどね。
デブたんさんの指摘のようにw
本当はコンパクトに記事を書く予定でしたが、
何日かに分けて書いたら長くなりました。
不思議ですw

ブログのネタ、ないんですけどねw
そろそろ、ニュートンの「無とはなにか」の記事も書かないとなぁ、
とは思ったりしますが。
基本、毎日ネタに苦しんでいます。
でも、思いついたら書かずにはいられないというか。
アホなんですね(’-’*) フフ

ラノベの立ち読み、確かに難易度高いですよね(’-’*) フフ
でも、ずっと立ち読みしている強者もいますよ。
レッツチャレンジ、・・・・・・無理ですね。
ネットで最初の部分だけ読めるところもありますけどね。
どこの出版社か忘れました(’-’*) フフ
アホなんですね。

文学少女シリーズは、作品のイメージを壊さないようにするために劇場版が良いな、と最初から思っていたので、個人的にはうれしいです。
テレビシリーズで、作画崩壊、脚本改変のものなんて見たくないですからね。
ですので、劇場版に超期待しています!

ご愁傷さま二ノ宮くん、まさにご愁傷様ですね(’-’*) フフ

それではbapioさん、ごきげんよう。
by takao (2010-01-07 23:25) 

takao

皆様、たくさんのnice!ありがとうございます。

まとめてになりますが、謹んで感謝申し上げます。
by takao (2010-01-07 23:26) 

パール

バカテスのアニメを見ましたが、ちょっとオリジナル要素が入っているみたいで、ストーリーをつかみにくい感じがしました。
by パール (2010-01-08 22:00) 

ともゆき

いや、すごい量のレビューですね、、、^-^/
この中だと、バカテス、文学少女、ROOM No.1301あたりが
僕が読んでたシリーズと被ってますわー

バカテスのアニメ初回も見ましたが、まぁ知っている人には
わかるけど、知らない人にはどうなんだろう?という気も。
あの「文章で面白い」感じが今後どう表現するのか見物です。

また、面白い作品があったらレビュー期待してます~!
by ともゆき (2010-01-09 23:16) 

takao

パールさん、コメントありがとうございます。

いろいろな方のブログで感想見ましたが、どうもキャラクターの紹介が後回しになっているようですね。
ラノベ原作である以上、キャラクターをいかに魅力的に見せるか、が大切だと思うのですが。
今後どう展開していくか、脚本家の力の見せ所でしょうね。
by takao (2010-01-10 13:17) 

takao

ともゆきさん、nice!&コメントありがとうございます。

ともゆきさんも結構読まれていますね。かくいう私は、最近全然読めていないので、ほかの方のブログを読んで、また積み上がっていく積読を見て、ただただ焦るばかりです。バカテスも2巻までですしね。

バカテスアニメ、いきなりA組との対決みたいですね。これでA組に勝たせたりなんかしたら興ざめですよね。というか、これ誰得の構成なんだろう、という気がしています。テストの解答はやっているようですが、活字でのおもしろさをアニメにどう再現するか、楽しみですね。

最近、レビューサボっていたので、今年からはちゃんとやりたいと思っていますwでも、本当に面白いと思える作品に出会ったときだけかな、と思っています。が、『白銀の城姫』に『空ろの箱と零のマリア3』と今年読んだ本はいきなり面白い本ばかりでうれしいような困るようなw

ちょっとずつがんばっていきますね。
by takao (2010-01-10 13:22) 

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