takao版「このラノベがすごい!2010」 GA文庫&HJ文庫編 [takao版「このラノベがすごい!2010」への]
いよいよこの企画もゴールが見えてきました。書いている私が一番安心していることでしょうwまぁ、仕事が始まったのでもう少し時間がかかりそうですが、何とか3月までには。もう、ゴールして良いよね。
↑と下書きしたのが,今年の1月だったのですがwどうしてこうなった!? と言うか,まだやる気なんだw
ということで、今回は、GA文庫とHJ文庫編です。どっちもあんまり読まないレーベルだったりします。どっちも好きな作品はあるのですが。それ以外に手を出さない、といったところでしょうか。
それでは、簡単な感想と評価を。
48 這いよれ!ニャル子さん/逢空万太
とにかく、笑って笑って笑えるシリーズ。タイトルから分かるように、クトゥルー神話をベースにしていますが、クトゥルー神話を素材にして、むちゃくちゃやっている印象。そもそも、ニャル子もニャルラトホテプ星人、という宇宙に存在する種族の市古対、という扱いですしね。ラブクラフト御大も草葉の陰で泣いているに違いない、という感じです。
とにかく、傍若無人なニャル子の言動と、それに振り回されながら、対外なる神々平気であるフォークでツッコミを入れる真尋さん、そして、ガチ百合で好きあればニャル子を(性的に)喰おうとするクトゥグア星人のクー子のやりとりを楽しむ作品だと思います。
また、パロディが多いけども、某生徒会ものみたいに露骨じゃなくて、いろんなところからネタをチョイスしているのが良いですね。特に、作者が好きらしい特撮ネタ。アニメのパロディを入れるラノベは多いですが、特撮ネタを入れる作品はそこまで多くないと思いますし、オリジナリティという面でいいと思います。
なんか、フラッシュアニメも作られていますし、次のアニメ化作品を見越しているのかなぁ、という気がします。3巻まで出て、まだまだパワーは健在ですので、これからも楽しみです。
評価:☆☆☆☆
49 神曲奏界ポリフォニカ クリムゾンシリーズ(1)/榊一郎
なんか、評価分けにくいですね。最初出版されたシリーズも、キネティックノベル?を文庫にしたクリムゾンシリーズも1巻だけ読んでいます。
私は、アニメのクリムゾンSから入ったのですが、原作はそこそこ面白いかな、という感じ。世界観は好きです。
ただ、最大の欠点が、楽器の音をすべて文字で書き表した点。これがまた、かっこわるいというか間抜けにしか見えません。ギュイーーーーン、とか書かれてもねぇwという感じでした。いっそ、ダッシュ記号(-)をのばすとか、敵が息をのむセリフとかで表現した方が上策だったと思います。
一応、クリムゾンシリーズは全巻購入していますし、そのうち全部読みたいと思います。 で、できたらほかのシャアワールドシリーズにも手を出せたら、と思いますが、よく考えたら、「コーティカルテが好き!」な私ですので、どうなることやらw
評価:☆☆
<HJ文庫>
50 ギブあっぷ!/上栖綴人
かなり楽しめたシリーズではあったのですが,2巻3巻とエロ方面が強くなって,なんかだんだん楽しめなくなった?と言うのが正直なところ。3巻なんて,ラノベとエロ小説ぎりぎりのラインすぎるだろうwという感じでしたしwとはいえ,面白かったんですけどねw
一番よかったのは,璃亞の心情かなぁ。主人公にひかれるものの,主人公が別の人のことが好きだ,と言うのが分かっているから我慢しなくてはいけない。自分の恋心を知られてはいけない。でも,知って欲しい。その間で揺れ動く心情がすごくよかったです。
あと,掛け合いもよかったですね。漫才のような掛け合いが楽しいラノベというと,『生存』シリーズがありますが,あっちより好きwネタに走りすぎていないところが良いのかな?
3巻で終わりなのかな?という感じでしたが,どうなんだろう。ただ,これ以上続いたら,もうやることは挿入しかないようなwハッキリとした決着はついてないけれども,もう事実上決定したようなものだしなぁ,という感じ。まぁ,すっぱりココで終わった方がよいでしょうね。
評価:☆☆☆☆
51 彼女は眼鏡HOLIC(1)/上栖綴人
読んだのがずいぶん前なので,実は余りよく覚えていないw作者,めがねが好きなのね,と思ったシリーズでありました。
後は,紙使いが眼鏡使いになったR.O.D,という感じでしたwと言うか,話の展開すらもR.O.Dみたいな感じなのはどうなのかと。一応,新人作家のはずなのに,勇気あるなぁ,と思った記憶があります。
一応,3巻で完結しているのかな?いずれ読もうと思いつつ,2巻がどこにあるか分からなくなっているシリーズだったりしますw・・・・・・マジで部屋の整理をしないと。
評価:☆☆☆
52 スクランブル・ウィザード(1)/うえばしけん
うーん,これもあまり印象に残ってない。なんか,主人公があまりにあまりな対応だろう,と言う記憶があるのですが,覚えていませんwまぁ,普通だったのかなぁ。
評価:覚えてません(^^ゞ
53 アニスと不機嫌な魔法使い(1)/花房牧生
これは,自分のブログで感想書いていたw
世界有数の力を持つ魔導士・シドに預けられたアニス。彼女は莫大な魔力を秘めていて、その魔力を奪おうとする魔導士・セイに狙われることに。その中で、アニスが自らの力に目覚めていく。
そんな感じの話でした。意外とほのぼのとした話で,心がほんわかなりました。そんな話を読みたい人には良いかな?作者が新シリーズ出していましたし,完結しているような気もしますが,どうなんだろうw
いろいろ突っ込みどころがありましたが,悪い作品ではなかったです。
評価:☆☆
54 じんじゃえーる!/原中三十四
幼なじみにあこがれる私としては,いきなり現れた人に主人公がなびいていくのは耐えられない!そんな感想を持った作品でした。もう少し,幼なじみ大勝利な話が増えてもいいと思う今日この頃w
神社の神に新しく任命された春奈が,最初の信者として現れた主人公の恋の応援をするうちに,だんだん主人公にひかれていって,といろいろダメダメだろうwってな展開でした。うーん,個人的には,春奈は苦手です。
続かなくても,と思ったら,2巻が出ていますね。しっかり買っていますがw
評価:☆☆
今回は,こんな感じで。後半ほどあっさりなのは,あんまり覚えていないからです。すみません<(_ _)> ただ,HJ文庫,弱い気がするなぁ,そんな感じでした。まぁ,GA文庫もそうなんですが。
さて,残りはあそこですが,やるんだろうかw
>↑と下書きしたのが,今年の1月だったのですがw
やる気あんのかこらぁああ(゜д゜)!!
ってすいませんww
時間を考えずにゆっくりとされてくださいw
でもそうしてる内に次のラノベがどんどん出てきますよ、フヒヒ。
>這いよれ!ニャル子さん
これ見た感じ日常ものっぽいですけど、ラノベで読んでも面白いのですか?
フラッシュアニメもちらっと見ましたw
どんな原作なんだろうと思いましたw
by bapio (2010-04-06 10:40)