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『“文学少女"メモワールⅠ 夢見る少女の前奏曲(プレリュード)』を見ました [アニメ]

注文していたのですが、お届け先が実家だったために見ることができずにいた『“文学少女"メモワールⅠ』をようやく見ることができましたので、感想です。

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この話は、名前の通り劇場版の前日譚。遠子先輩の中学生時代、井上ミウの作品を見いだすところから、心葉くんと出会うまでのお話になっています。正直、こんなのは、劇場版公開前に発売しておくか、劇場版の最初に入れておくべきストーリーだと思うんですけどね。制作側もそう思ったから、一部劇場ではこれと同時上映していたのでしょうが。

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OPの一コマ。「このシャープペン、なんだろう?」と思ってしまうのが文オタの駄目なところwクリップとか形から推測するに、グラフペンシルの可能性がありそうですが、グリップの形が違うからなぁ、とか思いましたw

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ょぅι゛ょの遠子先輩可愛い!

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ちなみに、文学少女を知らない方のための基礎知識。遠子先輩は、本を食べる妖怪人間です。世界中のあらゆる文学を食べちゃうくらい愛している、とか言っていますが、文字通り食べますw

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でも、それは普通の人にとっては異常なこと。それ故、人前では本を食べないようにしつけられてきたのでした。

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遠子先輩のお父さん。CV:ひろし(藤原啓治)かwと言うか、この映像怖いよwょぅι゛ょを毒牙にかけようとするおっさん、と言われても納得するレベルw

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そして、時は流れ中学生に。文学を語る遠子先輩は実に生き生きしています。

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文学少女を知らない方のための基礎知識。遠子先輩は本を食べて味覚を感じられる反面、普通の食べ物を食べても味覚は感じられませんし、栄養も摂取できません。そのため、友だちとこうやって美味しそうな食べ物を食べるのは、一種の試練だったりします。味が分からないのでw

こういうときは、しばらく黙っていて、友だちが「このチョコ、甘さ控えめだよね」とか言ったときに乗っかればいいと思うのですが。それができない遠子先輩は、自分から「このチョコ、凄く甘い!」とか言って自爆しちゃうんですよねwそんなところが愛らしいのですがw

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そんなところに流人の助け船。なんか、あごのラインが凄く気になるw

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叶子さん、すでにやさぐれているなぁwこの叶子さんは、遠子先輩の母・結衣の親友だった人です。

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で、遠子先輩の両親はと言えば、もうすでに故人となられております。この辺のお話、真相はシリーズの『“文学少女”と神に臨む作家(ロマンシエ)』に載っております。

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ちなみに、由比さんのCV:喜久子さんでした。そんな、わずかな出番なのにw

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別の日。遠子先輩は、父親がつとめていた出版社に出入りしていました。って、これ本当に良いのかなぁw

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出版社の新人賞選考の真っ最中で。

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そんななかから見つけたのがこれ。

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この作品に遠子先輩がベタ惚れ。知り合いの編集者の方に、選考に残すように直訴。

実際問題、どうなんでしょうね。下読みの方の好みに合わずにはねられる、と言うことがあるのかな?と。そもそも、何を基準にして下読みしているのかがよく分からないのですが。何はともあれ、このことがある意味、遠子先輩の、心葉くんの、ついでに美羽様の運命を変えちゃったわけですね。

 

この作品に出会った遠子先輩の心が弾みます。

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どこの『耳をすませば』だよwと思ったのは内緒w

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猫にしゃべらせるなよw

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うきうきの遠子先輩。叶子さんにも、陽気にあいさつ。やだ、この子案外単純w

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“文学少女”の食事風景。「人前では本を食べてはいけない」と言われているのに。こんなところで食べていたら、絶対に誰かに見られると思うのですが。

井上ミウの作品の選考がどうなっているか教えて、期待の眼差し。こんな目で見られたら、教えざるを得ませんね。

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でも、なんかアゴゼットみたいにあごが凶器みたいになっているんですけどもorz

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そして、遠子先輩高校生。凄く制服がやっつけっぽいですorz

井上ミウは新人賞を受賞。そして、その作品が話題となり大ベストセラーになりました。

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そして始まる心葉くんの地獄の日々。しかし、それを遠子先輩は知らないw

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確かにこの紹介文は恥ずかしいw

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「1作目が大評判となると、今は相当なプレッシャーを抱えているはずよ。大事な時期だもの。そっとそぉっとしてあげないと」と遠子先輩。まぁ、ある意味大事な時期だったんですけどねw美羽の飛び降りとか、それによる動悸とかの心因性のものとか、引きこもりとか。あれ、この時期はまだ大丈夫なんだっけ?

そんな心葉くんの状況とは関わりなく、作品はますます広がって。

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電車の中でサラリーマンが読んでいるwねぇよwww

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ひとりぼっちの文芸部の部室で、遠子先輩は未だ見ぬ井上ミウと次回作に胸を弾ませるのでした。

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世の中、そうはうまくいかなかったみたいですけどねw心葉くん、受難の時代ですね。

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井上ミウが次回作を書かない(書けない、と言っても良いような気がしますが)と言うことを知り、愕然とする遠子先輩。季節は一つ巡っていたんですね。枯れ葉が遠子先輩の心を表しているようです。

絶望のあまり、遠子先輩は((((;゜Д゜)))ガクガクブルブル。

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倒れていただけでしたw

そして、運命の時。たまたま歩いていると校舎から「井上心葉」の名前が聞こえてきました。

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まず、状況が分かりませんw心葉くんのクラスはHRだとして、遠子先輩は何しているの?と思ってしまいます。あと、たまたま歩いていて、(ある意味)思い人の名前が聞こえてくるなんてwねぇよwwwって感じですね。

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人目であったその日から。

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恋の花咲くときもある。って、作画!

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作画!ちょっとおかしいよwなんか、頭の悪そうな人にしか見えません。実際、頭はそんなに良くなかった(国語は抜群だけど、理数系は全然駄目)気はしますが。

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「私があの子を作家にするわ!」

井上ミウの可能性を信じる遠子先輩はそう決意します。これによって、心葉くんの受難と見えて、振り返ってみれば暖かかった日々が始まるわけですね。

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そしてある日。遠子先輩が食事していると。

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見られちゃった。

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心葉くんにw

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これを意図的にやっていたとなると、遠子先輩のイメージを修正しなくてはいけないかもですね。意外と悪女の才能がある、と言うか、策士だな、と。たまたま見られた、となるとイメージどおりですし、そちらであることを祈りますがw

こんな感じで、劇場版へと続きます。

 

24分くらいの作品でしたが、なかなか楽しめました。花澤さんの演技、別にとまっちゃんに変わっても問題なくね?とか、あごのラインが鋭すぎない?とか細かいところをあげていくときりがないですが。それでも、原作でもあまり触れられていなかった、遠子先輩の裏の活躍w、心境が見て取れたので興味深かったです。ある意味、作品に出会ったときに心葉くんは遠子先輩の作家になることが決まっていたんだなぁ、と。それが幸か不幸かは分かりませんがw

さて、今後のリリーススケジュールとしては、8月に劇場版のブルーレイ/DVDリリース。10月にメモワールⅡ、12月にメモワールⅢの発売です。個人的な状況としては、メモワールは残りも全て予約しています。で、劇場版はどうしようかなぁ、という感じです。買おうと思っているのですが、通販の購入特典がないものか、と待っているような状況ですねw評価がTwitterの遠子先輩のRTには良いものしかない。私がブログの巡回先の方の評判は・・・・・・となると、別に買わなくても良いんじゃない?と思ったりしていますが。もしかしたら、買わないかも、ですね。

劇場版“文学少女”を見た方は、劇場版の補完の為に見るのもありかな、と思います。劇場版を見よう、と思っている方も見ておいた方が良いかな?そんな感じでした。


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kun

おww、これOVAかなんかの見たことあるww
15分くらいで、おやつをこのは君に書かせて食べてたww

>これを意図的にやっていた
そのOVAにも、出会いのシーンもありましたけど、「君の名前は?」とか聞いてたような?
つじつまがあってないだけ?
それとも・・・
天然キャラっぽいけど、まさかねぇ?
でも、食い意地はってるからなぁ(笑

by kun (2010-07-19 17:30) 

ロック

>本を食べる人間です
花澤さんマジ天使も紙を食べたという・・・・
これがその紙を食べるシーンですね。

>普通の食べ物を食べても味覚は感じられません
こういう設定なのかぁ
で、真面目に人間なんですよね?

ねんどろいどレビュー、楽しみにしています。
可愛いですよね。

・・・・えっそんなこと書いてないw?

by ロック (2010-07-20 00:02) 

bapio

文学少女シリーズには少なからず興味があるのですが、劇場版の評価があまり芳しくないのでどうなのかな~と思ってる次第であります。

>劇場版“文学少女”を見た方は、劇場版の補完の為に見るのもありかな
これは劇場版の前のエピソードなのですね。
劇場版はちょっとわかりづらいってよく目にしましたが、こちらを見て行った方がよくわかるよって感じなのですかね?
それともあくまで簡単な補完ってレベルですか??
by bapio (2010-07-20 02:47) 

takao

kunさん、コメントありがとうございます。

あぁ、きっと『“文学少女”と恋する挿話集2』に付属していたOVAを見たんでしょうね。
そして、私はその限定版を買ったにもかかわらず、未だにOVA見ていないことに気づきましたw
おやつは制限時間1時間ですが、話の尺から言ってそんな感じでしょうね。

このOVA見る限り、このとき遠子先輩は、すでに心葉くんを知っていたんですよね。
知っていて、名前を聞く、というのは、初対面だと思わせたかったのでしょうね。
食べていたことに関しては、うーんw
ご想像にお任せします、としかw
天然キャラは天然キャラですからね。
見られてしまった、と言う可能性がなきにしもあらず。

遠子先輩の、心葉くんに対する心境については、なんか原作に触れられていたような、触れられていなかったような。
手元に原作がないので、確認のしようがありませんw
by takao (2010-07-20 19:56) 

takao

ロックさん、コメントありがとうございます。

人によってはニセ天使の天使・花澤香奈様ですねw
そうです、そこが紙を食べるシーンです。
花澤さんまでもが食べるとは。
花澤さん、マジプロ根性w

そういう設定なんですよw
紙を食べてしか栄養をとれません。
本を食べると、その物語の味が感じられますが、その反面、普通の食べ物の味は何にも感じない、と。

某巨大掲示板で、最初は本の妖精、みたいな設定で考えていた、と言う話を見ましたが、どうなんでしょうねw
まじめに人間ですよ。
悩んで、怒って、泣いて、喜んで、恋して、でも後輩の幸せを願って身を引いて、それでも心葉くんを求めてしまう、そんな普通の妖k・・・・・・、人間ですw

ねんどろいど、お届け先が実家になっているので、どうなるか、ってかんじですね。
レビューはしようと思っています。
早く届かないかなぁw
2個w
by takao (2010-07-20 20:09) 

takao

bapioさん、ごきげんよう。
コメントありがとうございます。

劇場版の評価、むしろ遠子先輩のつぶやきからは良い評価しか聴かないのが恐ろしいですよw
個人的には、原作8冊を2時間に無理矢理凝縮。
しかも、原作1話の『“文学少女”と死にたがりの道化』を映画化すればいいのに、美羽様を出したいが為に、『“文学少女"と慟哭の巡礼者』をメインに。
そりゃ、評価悪くなるよ、としか言いようがない感じです。
原作8冊やるんだったら、なんで3部作くらいにしないかなぁ、という感じです。
そこまで引っ張っていける自信がなかったから、でしょうけども。
原作好きとしては、本当に惜しいとしか。

ですので、できたら原作を読んで欲しいなぁ、何て思います。

そうです!
これは、遠子先輩が心葉くんの存在をどのように知り、そしてであったか、を描いた物語ですね。
劇場版は、上記の通り、原作をあり得ないレベルで圧縮しているからわかりにくいので、これを見ても、あまり変わらないかもですね。
でも、最後の方の補足にはなるでしょうね。
簡単な補足、程度でしょうね(’-’*) フフ
余裕があったら、ご覧ください、という感じです。

それではbapioさん、ごきげんよう。
by takao (2010-07-20 20:21) 

mana

ほう、これはなかなか良いアゴアニメですねぇw

以前見たOVAで印象は・・・まぁそのww
なるほど、耳をすませば・・・やはり文学に傾倒する少女は赤毛のアンも然りだが同じようなイメージが植え付けられてるせいもあるのでしょうかねw
でも、文学に限らずある種、一つのことに傾倒するタイプ(所謂オタク的な)は男も女も関係なく同じようなもんかなぁとも思えますよね。頭の中はねw

なんかアニメ自体を見るよりtakaoさんのレビュー見てたほうがすんなりと内容が飲み込めるような気がしてきましたw
by mana (2010-07-20 20:48) 

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