figma人形劇「これ、前も同じようなネタ見たよ?」 [figma]
お久しぶりの人形劇です。1話作って2話以降作ってないのがあるなぁ、と思うのですが。今回は新作です。内容は、同じようなものやっていますがw
と言う訳で、始まります。
本編は、追記にて!
私の名前は千石撫子。中学校2年生。どこにでもいる中学生だ。
今日は、好きな人に会えないかなぁ、何て思いながらお散歩している。
「暦お兄ちゃんに会いたいなぁ……」
「あっ!暦お兄ちゃん」
撫子(何しているんだろう)
暦(代理ロジャー・スミス)「八九寺じゃないかーーー!!」
真宵「やめてくださいーー!私はあなたが嫌いです!」
暦「そんなこと言うなよ!こいつめこいつめ!」
真宵「ヤメテください!」
暦「ぐはっ!」
暦「このーーー!!」
真宵「捕まれた!おまわりさん、こいつです!」
真宵「地面がー!」
暦「こいつめw」
真宵「っ!」
そこには小学生に勝利して勝ち誇っている高校生がいた。
……というか、私の好きな人だった……。
撫子「暦お兄ちゃん」
暦「おー!千石じゃないか。今日はどうしたんだ?」
撫子「ちょっと、お兄ちゃんにあえ、じゃなくて。ちょっと散歩していたの」
暦「そうなのか。健康的だな、千石は」
撫子「暦お兄ちゃんは?」
暦「僕は、ちょっと呼び出しされてさ」
撫子「呼び出し?」
暦「そう、ちょっとやっかいなやつでさ。遅れたら後が面倒くさいから、千石悪いけどこれで。また今度、あそびにいくヨ!」
撫子「あ……お兄ちゃん……」
(よし、ちょっとついて行ってみよう)
ひたぎ(代理ムギ)「ご機嫌いかが?アララギくん」
暦「何だよ、急に呼び出すなよ」
ひたぎ「あら、私はデートのつもりで呼んだんだけども?私とデートできるのが幸せじゃないの?」
暦「そりゃ、そう言われたら嬉しいけどさ。それなら事前に教えてくれていてもいいじゃないか」
ひたぎ「これはいわゆるサプライズって奴よ。教えておいたら驚きがないでしょう?」
暦「驚きは必要なのか?」
ひたぎ「必要よ」
暦「僕は、明日はデートだぁ!って感じでワクワクした方が嬉しいんだけどなぁ」
ひたぎ「あら意外。アララギくんって意外と乙女なのね」
暦「乙女って言うより、世間一般はそうだろう?」
ひたぎ「付き合う前から女性の家に侵入して下着を物色していたhentaiのアララギくんから、世間一般という言葉が出るとは思わなかったわ」
暦「その発言に異議を申し立てる!」
ひたぎ「面倒くさいから却下よ」
暦「横暴だ!」
……
(お兄ちゃん、何話しているんだろう?」
撫子「あ、笑ってる」
どうして、暦お兄ちゃん。どうして?お兄ちゃんはその人が好きなの?暦お兄ちゃんは撫子じゃなくて、その人を選んだの?
「撫子も暦お兄ちゃんが好きなのに……」
「あんな人より、ずっと前から暦お兄ちゃんのことが好きだったのに!」
「お兄ちゃんが振り向いてくれないなら、お兄ちゃんを殺して撫子も死ぬ!」
ひたぎ「危ないっ!アララギくん」
撫子「防いだ!?」
ひたぎ「あなた、危ないわよ。この貧弱で惰弱でどうしようもない屑虫のアララギくんが死んだらどうするの?」
撫子「撫子はお兄ちゃんを殺して、撫子も死ぬんだから。だから、邪魔をするならあなたも」
撫子「殺す!」
ひたぎ「視界が」
撫子「この一撃で」
撫子「ゲームオーバーよ!」
撫子「えっ?」
ムギ「狙いはなかなかよかったけど、顔はダメよ。体の中心を狙うべきだったわね」
撫子「それでも!」
ムギ「その程度では、私は殺されてあげられないわ」
撫子「でも、そちらは囮」
ムギ「二刀!?」
撫子「こちらが本命!」
ムギ「くっ!獅子王抜刀!」
ガキンッ
ムギ「ちょっと焦ったわ」
撫子「今ので死んでくれないなんて……。やるわね、お姉ちゃん」
ムギ「仕切り直しと行きましょうか」
撫子「撫子が勝っちゃうよ?」
ムギ「そういうことは、勝ってから言いなさい」
ムギ「この一撃で止める」
撫子「この一撃で屠る」
ムギ「一刀目は囮!受け止める」
撫子「まさか素手で!」
ムギ「お安いものよ」
撫子「お互い次が本気の一撃!」
ムギ「全力全壊で行くわっ!」
ムギ「また相打ち。剣の速さは同じ!」
撫子「まさかここまで……」
ムギ「そして、力も」
撫子「同じ……」
ムギ「ハッ!」
ムギ「着地成功っ、っと」
ムギ「それじゃ、いくわよ」
撫子「これで終わりにするわ」
ムギ「喰らいなさい!私の全身全霊全力全開の一撃を!」
撫子「重いッ!でも、耐えてみせる!」
ムギ「まさかっ!受け止められたっ!?」
撫子「これで終わりよっ!」
ムギ「くっ!はじかれた!これでは体勢が!」
撫子「二刀斬り!」
ムギ「ふっ……」
撫子「取った!でも、感触が……」
撫子「えっ!?」
撫子「キーボー……ド……?」
ムギ「危なかったわ。私と同等か、それ以上の……」
撫子「其の手は何?」
ムギ「もうやめましょう。二人の力は均衡している。このままだと、良い結果にはならないわ」
撫子「それは……」
ムギ「二人倒れていいの?」
撫子「……」
ひたぎ「わたしたち、言いお友達になれると思うの。アララギくんが好きな物同士、という。だから、剣じゃなくて魅力で戦ってきなさい。それでアララギくんを奪い取ったなら、私はあなたを恨みはしない」
撫子「えっ?」
ひたぎ「もちろん、負けるつもりはないけどね」
がしっ
撫子「そのことば、後悔させてやるわ」
ひたぎ「その意気よ」
撫子「全力で行かせて貰います!先輩」
ひたぎ「戦場ヶ原ひたぎ、よ」
撫子「ひたぎ先輩……。改めて。私、千石撫子は全力でひたぎ先輩からお兄ちゃんを奪います。負けませんから」
ひたぎ「楽しみにしているわ」
撫子はこの日のことを忘れない。
死ぬまで続く、暦お兄ちゃんをかけた戦い。
先輩はとっても強いけど。
でも、思いの長さは負けないから。
思いの強さは負けたくないから。
だから……。
ソネブロが重い中、写真アップご苦労様です。
なんか、アララギくんがこれでいいように思えてきたよ。
くー。
by つるぎうお (2012-01-28 23:15)
ラスボスきたあああああ!
なぜかグーグルに千石撫子と入力すると
予測変換でラスボスが出るんですよねw
残念、千石撫子でも勝てず・・・w
この流れなら、Vol2があるということですね。
羽川さんのfigmaも出ればまぁ
→複雑化を期待
最後の画像、クリックで変わるかと思いましたが、
そうではなかったようですw
by ロック (2012-01-29 22:50)
お久しぶりです<(_ _)>
さすがむぎさん!!
刀持っての登場のときかっこよすぎてワロタwwwww
むぎのほんわかな表情((*´ω`*))に結構あってるのが
不思議ですわwww
by 黒兎 (2012-01-30 19:29)
つるぎうおさん、コメントありがとうございます。
写真をアップロードするのがとにかく大変でしたw
でも、振り返ったら自分でもまぁまぁ良いできかな?と思えたので頑張った甲斐がありましたw
by takao (2012-02-04 23:23)
ロックさん、コメントありがとうございます。
撫子がラスボスですからね、マジでw
私、読んでないのですがそのように伝え聞いていますw
劇中の台詞に似た台詞が出てきたとか何とかw
だから、使ったんですがw
どうしようかなぁ、と思ったのですが。
何か中途半端でしたねw
途中まで、アララギくんを殺して百合展開、とも考えていたのですが、こっちの方がすがすがしいかな、と。
こざかしいこと考えましたw
今後、いろいろなキャラが参戦するかも……。
ないないw
さすがにそこまで凝りませんでしたw
すみませぬ。
by takao (2012-02-04 23:28)
黒兎さんコメントありがとうございます。
おひさしぶりですん。
Twitter見ているのであんまり久しぶり、って感じもしませんねw
ムギさんはヒーローですので(`・ω・´)キリッ
かっこいい、とは最高の誉め言葉w
ムギのその顔は、最近「ヤンデレの顔にしか見えなくなった。どうしてくれる!」と大好評なのです。
それがムギさんの魅力です。
え、ちがう?
by takao (2012-02-04 23:42)