『GA 芸術科アートデザインクラス 2』／きゆづきさとこ

なんだかんだで、結構気に入ってしまったので、早速2巻を買ってきました。

とか言いつつ、仕事が忙しくて、読む時間が全然取れなかったのですが。ようやく、忙しさにも一区切り付いて、ゆっくり読むことができました。さぁ、これからは今まで我慢した分、本を読みまくるぞー、と決意したところです。

さて、今回はこんなポストカードが封入されていました。ちょっと嬉しい。アニメは見ていませんが、この絵でアニメをやってくれれば。

それでは、以下追記です。

1巻は美術ネタ多めな感じでしたが、この巻はそこまで多くないように感じました。まぁ、こんな感じのネタもあるのですが。（画像クリックで、ちょっと大きな画像）

肩の力が抜けた感じと言いますか。それで、ギャグが多めになった感じもしました。それが奏功したか、序盤から中盤はなかなか面白くて、微笑みながら読むことができました。後半はちょっと残念な感じでしたが。最後なんて、ちょっといい話だったですし。こういうマンガって、最後にちょっといい話で締める、っていうのが定番になっているんでしょうか？んなわけない。

気になったのは、GAの美術部の部員が出て来て、彼女らがメインになる話があったこと。いきなり、新キャラ登場で、メインキャラ5人をそっちのけで美術部の話をされても……、という感じでした。で、格別面白いか、と言うと、そうでもないですし。一応、最後に如月と関わってくるのですが、この新キャラ必要？と思わざるを得ませんでした。

新キャラと言えば、先生キャラも微妙。私の中の、超個人的決めつけによると、昨今の4コマに出てくる教師は、主人公キャラ以上にぶっ飛んでいて、物語を混沌へと導く、まるで這いよる混沌（適当）みたいなキャラであると思います。しかし、この『GA』に出てくる先生、って割と普通なんですよね。だから、おもしろみがない……。正直、いらないんじゃ？と思ったりします。

個人的に気になったのがこの場面。メインキャラ5人（仮に「劇団ノダミキ」としておきます）がバドミントンをする場面。私も、少しだけバドミントンを囓っていたので、どうしてもその目で見てしまいます。まずは試合開始はサーブから。バドミントンのサーブは意外とシンプルで、高さとコースくらいですね。ポイントは。で、彼女と来たら

多分、普通にシャトルを上に上げるのが難しいと思いますし、それを打つとなると、結構難しいのではないでしょうか。私はやったこと無いので、意外と簡単かも知れませんが。しかし、サーブでこれは危険ですね。

で、次がこれ。

「見た目より」って、お前見たこと無いだろう、と思ってしまいました。バドミントン、かなりハードです。ダブルスはだいぶんラクですが、シングルスはマジで死にます。考えれば分かるのですが、あのコートを縦横無尽に走り回りながら、300キロで飛んでくるシャトルを打ち返しあうスポーツですから。それと、「バドミントン＝きつい」の方程式、私の場合は、中学校3年間、部活動紹介の時「バドミントンは運動量が多く、野球のピッチャーが9回を投げきるよりもカロリーを消費する」と聞き続けてきたことも影響しているかも知れません。

あと、バドミントンが過酷なのは今からの季節。バドミントンやっている方は御存知だと思いますが、風が入ると、シャトルの動きが変わる為、体育館は閉め切った状態で行われます。なので、夏は熱気がこもるこもる。団扇必須です。じゃないと、死にます。マジで。

まぁ、ちょっと意地悪かなぁ、と思ったりしますが。所詮、素人が楽しみながらバドミントンしている場面ですし。ああ、バドミントンやりたいなぁ。できるなら、わいわい楽しく。練習きつくない感じでｗ

相変わらずのまったりペース。それが好きな人には良いかと思います。1巻が気に入ったなら、2巻はさらに良いですよ、と言えます。 ちなみに、個人的に一番面白かったのは、背表紙のこの絵だったりします。

あれ、これオススメになったなくね？これが一番面白いなら、中はどんだけつまんねぇの？ってなってない？と言うことが気になっていましたｗが、結構面白かったですよ。ちょっと高いですがｗ興味があるなら、是非。

さて、次は『宙のまにまに』読むぞ！

コメント 5

＞バドミントン、かなりハードです。
友人や元同僚にバドミントン経験者（一人は国体出場経験者でした）がいたのですが、曰く「屋内競技で最もハード」なスポーツだと話していたのを思い出しました。部活の合間に遊びでやらせてもらいましたが、素人相手に本気でスマッシュ打ち込んでくる友人の満面の笑顔は良い思い出です。
by chokusin (2009-07-10 23:14) 

chokusinさん、nice！＆コメントありがとうございます。

国体出場経験者ですかｗそれは素直に凄いｗ私のやっていたのは、お遊びみたいなモノでしたが、それでもかなりきつかったですね。「屋内競技で最もハード」というのはあながち嘘ではないかと。

＞素人相手に本気でスマッシュ打ち込んでくる友人の満面の笑顔は良い思い出です。

どのスポーツでもそうでしょうけど、バドミントンも強い選手は性格が悪いそうです。シングルスなんかは、コーナーに打ち分けて、疲れさせて、とかですしｗ私も、ダブルスの作戦として、「試合が始まったら、とりあえず下手そうな方を狙って、決まらなくても良いからスマッシュを思いっきり打ち込め」と言われましたｗ

それに、やってみるとシャトルって飛びそうで飛ばないんですよね。これがまた。だから、上手い人とかがバックで思いっきり飛ばしているのを見ると「化け物だ」とか思ってしまいます。
by takao (2009-07-10 23:54) 

xml-xslさん、nice！ありがとうございます。

アリア・ポコテンさん、nice！ありがとうございます。
by takao (2009-07-11 08:20) 

まこたまさん、nice！ありがとうございます。
by takao (2009-07-11 22:40) 

kunさん、nice！ありがとうございます。
by takao (2009-07-16 23:29)