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これ、年齢制限いらないの? 『H+P ひめぱら3』 [富士見]

表紙はさほどエロク感じませんでしたが(『れでぃ×ばと!』とかあるしね)表紙を捲ると、いきなりおかしい。いきなりアルトが自慰をしているシーンをチョイスですか。まあ、2巻もあれだったしね。騙されないぞ。

と思ったら、今回は前の巻よりさらにエロかったです。というか、やっていることが直接的になっているというか。あとがきによると、「巻数が進むごとに、えっち度アップ」が目標とか。ああ、なるほど納得です。最近「エロコメ」代表(?)の『れでぃ×ばと!』のエロさが下がっているように感じるので、これはこれで嬉しい……かなぁ?

展開は、魅惑の聖杯によって、今度は国の人間が一大事に見舞われる、と言う話です。その前に、恭太郎が女装して、姫様達の健康診断というイベントもありましたが。こっちも内容があれでした。いや、思いっきり笑えたのですが。相変わらず、師匠は頭がおかしい。

そして、今回のメインは第4皇女のアルト。彼女の魅力大爆発といった感じでした。眼鏡っ娘の私としては、「待ってました」と言わんばかりの内容です。恭太郎が好きなモノの、イマイチ自信が持てないアルト。その彼女がこの巻では、自分の気持ちを伝える為に、いろいろ努力します。が、ドジっ娘属性の為、失敗に終わってしまって……。その姿が、凄く可愛かったです。でも、これはひいき目が入っているからだろうなぁ。好きでもない人には、「何この子」といった感じがしないでもないです。でも、私は好きだから、オールOKです。

読んでいて、「この巻でアルトの魔力が目覚めたりするのかな」と考えましたが、そんなこともなく、アルトはアルトのままでした。まぁ、そこが良いのですが。この巻を通して、自分なりに一つ吹っ切ったアルト。今後の活躍が非常に楽しみです。

そしてこの巻では、他の王女の恭太郎への確認も出来ました。順調に恋心が成長しているようで何よりです。今後、ますますのどたばたが楽しめると思うと、どうなるか不安に感じるものの、楽しみです。

また、恭太郎では、久しぶりに欲望全開状態(個人的に若本モードと呼んでいます)が登場。ああ、こりゃアニメ化されたら、この状態になったときだけ、CV:若本規夫ですね。アニメ化されるとは思わないですけど。

お約束のカリギュラ様のお仕置きコーナーですが、こちらもパワーアップしております。と言うか、3巻で雌犬の刑と雌豚の刑とは……。この後、どうなっていくんだろう。ああ、挿絵がなくてちょっと残念。そう言えば、アルトの裸エプロンの挿絵もなかったしなぁ。さすがにそれはまずかった、と言うことでしょうか。

エロさと言いアホさと言い、良い具合で非常に面白かったです。ページ捲って最初のことばが「パンツ」だったのには、久しぶりに声を上げて笑いましたし。今後もこの軽いノリで進んでいってもらいたいと思います。


H+P(3)  ―ひめぱら― (富士見ファンタジア文庫)

H+P(3) ―ひめぱら― (富士見ファンタジア文庫)

  • 作者: 風見 周
  • 出版社/メーカー: 富士見書房
  • 発売日: 2009/04/20
  • メディア: 文庫



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