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生徒会の三振 碧陽学園生徒会議事録3/葵せきな [富士見]


生徒会の三振  碧陽学園生徒会議事録3 (富士見ファンタジア文庫 166-9 碧陽学園生徒会議事録 3)

生徒会の三振 碧陽学園生徒会議事録3 (富士見ファンタジア文庫 166-9 碧陽学園生徒会議事録 3)

  • 作者: 葵 せきな
  • 出版社/メーカー: 富士見書房
  • 発売日: 2008/07/19
  • メディア: 文庫



思いっきり笑ってしまった自分が、なんか悔しいです。

えっと、今回は、完全に惰性買いでした。1巻は、それこそ大笑わせてもらいました。しかし、同じようなものを期待した2巻がイマイチ。それで今回は、「とりあえず買っとくか」、という感じで買って放置していました。しかし、今読まないとそのまま廃棄処分に成りそうだったので読んでみました。それで、大いに笑わせてもらいました。例外的に、「取材される生徒会」はあんまり笑えませんでしたが。これを自分なりに分析すると、会話のノリが自分に合っていたんだろう、と感じました。まあ、譬えとして適当だとは思いませんが、アンタッチャブルの漫才みたいに、ボケとツッコミがテンポ良く入る感じが、自分のツボなのだと思います。1巻も一番笑ったのが、ラジオネタでしたし。ただ、ギャグレベルはあんまり……という気もするので、「つまらない」と感じる人も少なくないと思います。

あと、気になったのが、時折入るシリアスエピソード。作者曰く「ギャグのためのシリアス」と言うことですが、1巻から通して、それがあることで、ギャグが引き立つと言うことはなく、まともに機能していないです。2巻を読んだ記憶はは忘却の彼方に消えてしまいましたが、1巻の主人公の語りと会長の最後の締めみたいなのは、かなり興ざめした記憶があります。この巻で言えば、深夏の親子の関係の下りと、隠蔽された後日談。ギャグだけに邁進すればいいものを、残念です。

ネタとしてはくだらないと思うからこそ、笑ってしまった自分がなんか悔しいです。後悔はしていないのでいいのですが。次の巻も期待、といきたいところですが、もう主要人物のキャラは確定してしまいましたし、マンネリ化するかな、という気がします。あまりに同じパターンだと、飽きるのも早いかも知れません。
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