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H+P2/風見周 [富士見]


H+P(2)  ―ひめぱら― (富士見ファンタジア文庫)

H+P(2) ―ひめぱら― (富士見ファンタジア文庫)

  • 作者: 風見 周
  • 出版社/メーカー: 富士見書房
  • 発売日: 2008/12/20
  • メディア: 文庫



うん、相変わらずのエロコメ路線を貫いていますね。表紙捲ってすぐのカラー扉はもう何とも言えません。

お話的には、子作りに励むため主人公と姫達がリゾート地を訪れ、エロコメ展開を迎える展開でした。前の巻のメインがユフィナとすれば、今回のメインはレイシアとエリス.特に、エリスが一人踏ん張って一人から周りする姿は、今後の話の展開の一つだろうなぁ、という感じがしました。

しかし、敵も大概あほだなぁ。子作りされたら困るのに、その状況を目前にすると、黙って見守ってしまうのはどうなんだろうなぁ。こんなあほ小説にこんなツッコミする方が野暮というものですが。

今回の巻では、レイシアとエリスが主人公に惚れたのが進展でしょうか。今後ますますのどたばたが望めそうです。

しかし、プロローグの文章をそのままもう一回使うことで2ページ浮かせたり、今回登場した誘惑の聖杯を次の巻でも再利用しようとしたり、なかなかリユースとリサイクルだなぁ、と感心しました。それと、エリスが第2王女と表記されているのはどうなんでしょうか。ちゃんと第3王女と書かれているところもあったのですが。ここら辺はちゃんと作者も覚えておかないと、と感じました。締め切りまでぎりぎりで書き上げたようなのですが、ここら辺はなぁ。編集さんもちゃんとチェックしていないのか、と感じてしまいました。私ですら、第2王女はレイシアだと覚えていたのに。

まあ、一番萎えたのが

 レイシアはとんでもなく大きな爆乳の持ち主なのだ。(P.7)

ですが。いや、そこは「レイシアはとんでもない爆乳の持ち主なのだ」でいいだろう、と。

今回はレイシアの出番が多かったのは良かったのですが、アルトの出番が少なかったのがちょっと不満でした。まあ、次の巻ではアルトが大活躍しそうなので、期待して待ちたい……のかなぁ。正直、切っていいかもなぁ。
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