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『BAMBOO BLADE 11』/原作:土塚理弘 作画:五十嵐あぐり [マンガ]

今日、ふと児童ポルノの改正wについて考えました。若しも、18歳未満のそう言う画像、写真などの単純所持が禁止となった場合を。とすると、昔『まとちゃん』目当てで買っていた『週間わたしのお兄ちゃん』とかやばいなぁ、と。それ以外にも、『秋色恋華』とか『秋箱』とかもう真っ黒だなぁ、と。で、そう言うなら、『ちっちゃな雪使いシュガー』とか『フィギュア17』のDVDとかもダメになるのかなぁ、と思うと絶望的な気持ちに。まぁ、エロゲはともかく(あんまりエロクないけど)、そんなくだらない規制で、名作アニメが闇に消えてしまうなんて、なんてもったいない。と言うか、文化の衰退を招くとしか思えないのですよね。

そもそも、「外国からバッシングされている」とか、誰が言っているか分からないことを根拠にする前に、科学的に、冷静に分析して判断することが必要だと思いました。まぁ、でもどうしようもないのでしょうが。『ちっちゃな雪使いシュガー』のDVDボックス、いつか購入したいと思っているので、それがくだらない規制で買えなくなったらイヤだなぁ、と本気で思いました。

と全然関係ない話でした。話を戻して、『BAMBOO BLADE11』です。作者曰く、全5巻くらいにしようと思っていた、と言うことなので思えば遠くに来たモノだ、と言うところでしょうか。いよいよ、最終章らしいですが。ちょっと寂しいですね。

BAMBOO BLADE 11 (ヤングガンガンコミックス)

BAMBOO BLADE 11 (ヤングガンガンコミックス)

  • 作者: 土塚 理弘
  • 出版社/メーカー: スクウェア・エニックス
  • 発売日: 2009/06/25
  • メディア: コミック

おお、アマゾンレビュー、酷評のアラシだwわたしはそんなに悪いとは思わなかったけど。

それでは、以下追記です。

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『おおきく振りかぶって 12』/ひぐちアサ [マンガ]

ようやっと、『みなみけ DVD付き初回限定版』が届きました。いやー、結構待たされました。で、早速読みましたよ。一緒に注文していた『おおきく振りかぶって』の方を。実は、こっちの方が楽しみだったりするんですよね。もっとも、1回しか読まないので、新刊読む度に、前までの展開を思い出す、と言う作業が待っているのですが。それでも面白い!

と言うわけで、以下追記で。

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『はやて×ブレード 10』/林家志弦 [マンガ]

たまにはマンガのことでも、ということで『はやて×ブレード』です。世間で「ハヤテ」というと『ハヤテのごとく!』でしょうが、私にとっては『はやて×ブレード』でもあります。だから、紛らわしかったりw

はやて×ブレード 10 (ヤングジャンプコミックス)

はやて×ブレード 10 (ヤングジャンプコミックス)

  • 作者: 林家 志弦
  • 出版社/メーカー: 集英社
  • 発売日: 2009/06/19
  • メディア: コミック

 

それでは、以下追記です。

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『グッドモーニング・キス』1巻 高須賀由枝 [マンガ]

最近何故か少女マンガを読んでいます。少女マンガと言っても、そんなに少女少女していない奴ですが。以前から妹の読んだりしていたので、抵抗がないせいでしょうね。今では、少女マンガのコーナーにいてもあんまり恥ずかしくありません。慣れって怖い。

そんなわけで、『グッドモーニング・キス』です。これは、少し昔にリボンで掲載されていた『グッドモーニング・コール』というマンガの続編になります。私も、『グッドモーニング・コール』は好きで、この作品のことも知っていたのですが、今の今まで手を出さずにいました。

その理由というのが、単純に怖かったからでした。確かに『グッドモーニング・コール』好きだったのですが、後半はもうマンネリ気味の感じをぬぐえずに。好きだったので最後までつきあいましたが、「ようやく終わってくれた」みたいな感想が正直な感じ。終わり所を間違えたと言うべきか。本当に、告白までは凄く好きだったんですけどね。それと、それの少し後くらいまでは。それと、その告白くらいまでの絵が良くて、あとはだんだん変な感じになっていった感じで。

森見登美彦氏の著作に「成就した恋ほど語るに値しないものはない」と在りますが、まさにそのとおり。で、その記憶から「続編かなぁ?」とは思いつつ、触らぬ神に祟りなし、と近づかずにいました。しかし、ゴールデンウィークすることもなかった(『君に届け』の4巻もなかった)ので買ってみたわけですが、これが大正解。いやー、久しぶりだったけど面白かった。

善く覚えていないので断言はできませんが、絵柄も良いときのものが戻ってきているような気がしました。何より、物語のテンポというか、雰囲気が昔と変わっていないんですよね。奈緒が一人から回って、上原くんが冷たくあたりながらも、結局は奈緒にデレる、と言うのが。いきなり、懐かしの牛乳プリンネタですし。もう、昔のファンならいきなり大爆笑でしょう。「四年経ってもそれか」と。

今回のテーマは結婚でしょうね。考えてみたら、もう交際四年目。ちょい早いような気がしますが、それでも考えざるを得ない時期というか。それを考えちゃうのが奈緒というか。きっと、いろいろどたばたが待っていると思いますが、結構楽しみです。今回は、終わり所を間違えないで欲しいなぁ。


グッドモーニング・キス 1 (1) (りぼんマスコットコミックス クッキー)

グッドモーニング・キス 1 (1) (りぼんマスコットコミックス クッキー)

  • 作者: 高須賀 由枝
  • 出版社/メーカー: 集英社
  • 発売日: 2007/05/15
  • メディア: コミック



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『君に届け』1・2 [マンガ]

アニメ化決定おめでとうございます。ただ、私はアニメ化決定したから買ったわけではなく、友達のお薦めで買いました。そしたら、アニメ化が決定していた、と言う次第で。どうでもいい話ですね。

で、読んだ感想。「凄くいい話だよ。何で今まで俺知らなかったんだよ。俺損していたよ。教えてくれてありがとうY」という感じ。

元々読み切りから連載になったらしく、恋愛関係はもう完結しているような。あとは、どっちかが相手に踏み込むだけの状態。ただ、2巻まで出よかったのは恋愛話でなく、友情話でした。

主人公の高校1年生・黒沼爽子はその外見から通称・貞子と呼ばれ恐れられていました。性格は明るく些細なことにも感動し、誰かの役に立ちたいとがんばれる子なのですが、その外見の為、高校で友達が出来ませんでした。しかし、クラスメイトであこがれの風早くんのおかげで高校で初めて吉田さん、矢野さんと知り合うことが出来ます。吉田さん、矢野さんは爽子とつきあううちに彼女の性格を知り、友情を深めていきます。そこで、ある事件が起こります。その事件とは、爽子が二人の悪い評判を流している、と言うもの。二人はそれを信じませんが、ちょっとした行き違いから友情に亀裂が入って。

簡単にまとめるとこんな感じでしょうか。2巻では、この三人の友情、がメインテーマとなっていますが、本当にこれが良かった。うかつにも、最後泣きそうになりました。二人の為に頑張る爽子と、爽子の為に立ち上がる吉田さん、矢野さん。これが本当の友達でしょうね。

これは確かにアニメ化される内容ですね。今からアニメが非常に楽しみになりました。さてさて、明日は今日続きを買いに行ったら3巻しか買えなかった(4巻だけがなかった)ので、明日朝から買いに行こうと思います。いや、本当に良い作品を教えてもらいました。


君に届け (1) (マーガレットコミックス (4061))

君に届け (1) (マーガレットコミックス (4061))

  • 作者: 椎名 軽穂
  • 出版社/メーカー: 集英社
  • 発売日: 2006/05/25
  • メディア: コミック



君に届け (2) (マーガレットコミックス (4094))

君に届け (2) (マーガレットコミックス (4094))

  • 作者: 椎名 軽穂
  • 出版社/メーカー: 集英社
  • 発売日: 2006/09/25
  • メディア: コミック



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堂々完結 『看板娘はさしおさえ4』/鈴城斧 [マンガ]

いつもニヤニヤしながら、まったりと楽しめるシリーズ。個人的に大好きです。で、新刊が出ていたので買ったのですが、この巻が最終巻でした。まあ、表紙がそれっぽかったですしね。

この巻も、いつもどおりコスプレネタ有りのお父さんがコケにされるネタ有りので進むのかと思ったら、今回は意外な展開に。物語を終わらせる為とは言え、このマンガでこんな展開になるとは。とよちゃん、成仏して終わりかと思ったら、そうはならず。こういうほのぼのとしたモノは、日常がいつまでも続く、という最終回がふさわしいと思うので、納得の最終回でした。

今回は、いつも以上に質屋について勉強になったし、面白かったです。出来たら、もう少し続けてもらいたかったなぁ。とりあえず、同じ作者の『家族ゲーム』読んでしまおうかと思いました。とりあえず、全巻購入しているモノの、4巻以降、なんか退屈になって読んでいなかったりします。なんか、あっちは恋愛話がメインになるようになってからイマイチかなぁ?


看板娘はさしおさえ (4) (まんがタイムKRコミックス)

看板娘はさしおさえ (4) (まんがタイムKRコミックス)

  • 作者: 鈴城 芹
  • 出版社/メーカー: 芳文社
  • 発売日: 2009/04/27
  • メディア: コミック



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『イリヤの空、UFOの夏1・2』(マンガ版) [マンガ]

買うかどうか迷ったのですが、原作が好きなので結局買ってしまったマンガ版『イリヤの空、UFOの夏』。いやぁ、やっぱりいい話でした。見事に泣いた。予想どおり。

マンガ版の欠点は絵だと思います。榎本とか中国人にしか見えなかったですし。でも、原作を丁寧になぞり、極力カットすることなくストーリーが描かれているので、原作を読んでいる人でも満足できる内容だと思います。もちろん、「原作、気になるけど、ラノベ読む時間がないなぁ」という人にも最適かと思います。

このマンガ版で気付いたのが、イリヤの新聞部への入部希望の理由。この部分、原作で1回しか読んでいないので気付いていなかったのですが、原作全部読んで、読み返してみると「浅羽がいるから」という理由が、ラストの「好きな人が、できたから」(マンガ版では「…また会いたい人がいるの」「すきな人ができたの」)と重なって、それだけで泣けました。すっかり涙もろくなったモノです。

でも、「…また会いたい人がいるの」「すきな人ができたの」という改変はちょっといただけないかなぁ。学校に行く理由を「どうして」と聞かれて、「好きな人が、できたから」と、たったの11文字(句読点含む)で答えるから泣けるのに。もっと言うと、間に読点が入っているのが良いと思うのです。そこに、間が入ってより感情がこもるというか。「好きな人ができたから」では駄目なんですよね。やっぱり「好きな人が、できたから」でないといけません。ここは残念。ついでに言うと、見開きでなかったのも残念。ここがシリーズトップ3の名場面に入ると思うだけに。

「無銭飲食列伝」が全面カットされたのはちょっと残念でしたが、絵にしたら凄く汚くなりそうなので、それは正解かも知れません。その代わりと言っては何ですが、「十八時四十七分三十二秒」が凄く丁寧に描かれていたのが好印象。私の記憶でも、この話から一気にこのシリーズが盛り上がっていったように感じました。マンガにしてみても、ここはやっぱり良いなぁ、と思います。待つ浅羽。浅羽との学園祭を楽しみにするイリヤ。そして、何とかしようと頑張る榎本。良いものです。

例のレイプのシーンは無いのかと思ったら、やっぱりあってちょっとショック。しかも、小説版だとぎりぎり未遂の線も考えられるような感じだったのに、マンガ版だとぎりぎり既遂のような感じになっているし。でも、その後は原作より良かったです。イリヤが壊れる理由になった台詞。どっちも浅羽の弱さが出た台詞なのですが、原作だと

「どうせぼくは馬鹿でスケベで口先だけの臆病者だよ!!文句があるならもっと頼りがいのある奴の後くっついて歩けばいいだろ!!ああしろこうしろって言われなきゃなんにもできないくせに、うまくいかなかったときのツケばっかりおっかぶせられたら迷惑なんだよ!!うんざりだ!もうついてくるな二度とそのツラ見せるな!!」(P.138)

ともろ浅羽の利己的なことばに感じられます。これがマンガ版となると、

「-気にするなって」「そんなの無理でしょ」「僕が伊里野を1人にしたんだし、そもそもあの日伊里野を連れ出さなければこんな目に遭わなくてすんだのにさ…、伊里野はやっぱり僕なんかと一緒にいないほうがいいんだ」(後略)

とあくまでもイリヤを思う気持ちが感じられます。まあ、最後に「これ以上惨めにさせないでくれ!」って言っちゃうんですけどね。

そこから続くラストまでの道筋はやはり良い。これは原作のおかげでしょう。浅羽がイリヤを思う気持ち、イリヤが浅羽を思う気持ち。「浅羽だけ守る」という台詞はやはり熱い。

しかし、ラストに残念なところが。原作だと最後に榎本が今までの自分の罪を清算する為に浅羽に殺されようとする場面があります。で、

「――ったくよお。最後までしまらねえ野郎だなてめえは!!」
「世界を滅ぼすんじゃなかったのかよ!!そこまでの大口を叩く野郎がおれの一人や二人ぶち殺せなくてどうすんだよ!!おれは、おれは最後にお前に殺されるんならそれでよかったんだよ!!」(P.304,305)

と言う凄く熱い台詞があるのですが、この場面が全面カット。おかげで、マンガ版の榎本の印象最悪。まさに黒幕といった感じになっているのが何とも。レイプシーンでは、マンガ版ではその場面を監視して理解しているのに、榎本の命令で待機になっていますしね。原作なら、一番好きなキャラクターは榎本と言えるのですが、マンガ版しか読んでいないと一番嫌いなキャラかも知れません。

ラストはやっぱり賛否両論分けれそうですが、私はやっぱり好きです。決してハッピーエンドではないのですが、イリヤは浅羽と出会うことで、最後に幸せを得ることができたと思います。また、浅羽にとってはこのことで一つ成長することができたはずです。ありきたりの言い方ですが、浅羽の中でイリヤは生き続けることが出来る。それは幸せなことではないかと思います。

何より、ラストの部長の「ぉおっくれってるぅぅぅーーーっ!!!」は、一つの夏の終わりを告げるようで、印象的でした。

気になった点ばっかり上げたように思いますが、これは原作が好きだから気になっただけで、決してマンガ版が悪い、と言うことではありません。改めて、『イリヤの空、UFOの夏』は名作だと実感できました。改めて読んでみると、「『最終兵器彼女』じゃん……」と思いますが。でも、ラストは『最終兵器彼女』より好み(もちろん『最終兵器彼女』も好きですが)。いろいろ否定的意見があるのは知っていますが、やっぱり多くの人に読んでもらいたいシリーズです。作者が唯一、書き上げたシリーズですし。

ところで、そろそろ前巻が出て1年経ちますけど『龍盤七朝DRAGONBUSTER』の続きは出ないのでしょうか?秋山先生?『ミナミノミナミノ』みたいにならないと良いけどなぁ。


イリヤの空、UFOの夏 1 (1) (電撃コミックス)

イリヤの空、UFOの夏 1 (1) (電撃コミックス)

  • 作者: 秋山 瑞人
  • 出版社/メーカー: アスキー・メディアワークス
  • 発売日: 2008/06/27
  • メディア: コミック



イリヤの空、UFOの夏 2 (2) (電撃コミックス)

イリヤの空、UFOの夏 2 (2) (電撃コミックス)

  • 作者: カンノ
  • 出版社/メーカー: アスキー・メディアワークス
  • 発売日: 2009/04/27
  • メディア: コミック



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『メテオ1』 [マンガ]

昔(と言うほどでもないですが)、本屋で見かけて気になっていた本があります。それは、林ふみの氏の『東京流星(とうきょうスタア)』という本でした。その時はお金がなくて買うことが出来ませんでしたが、つい最近ブッ○オフで発見、即購入。で、読んでみたら凄く面白くて、凄く気になる作家さんとなりました。肝心の『東京流星』の方は、掲載誌が休刊の為、未完となっていましたが。で、今回思い切って買ってみたのがこの『メテオ』。

あらすじ(裏表紙より)

変わらない日常生活を揺るがしたのは、
突然みまわれた謎の大災害。
見慣れた「いつもの」世界は変貌を遂げた。
生き残るためには何をすればいいのか?
極限サバイバルここに開幕――。

タイトル『メテオ』とあるように、ある日隕石の落下のようなことが起こり、世界は一変してしまい、生き残った人々が極限状態に置かれ、と言う物語。で、極限状態に置かれているだけに、いろいろときつかったりします。人間の黒い面がクローズアップされるので。

とは言いつつ、今のところ、黒い面がクローズアップされたのは、主人公と主人公と交際していた学校の先生、と言うのが救いか。この学校の先生、本当にくずとしか言えない人間で、読みながらかなり腹が立ちました。人の食事を奪ったり、病人を殺そうとしたり。まぁ、この巻で結局主人公に殺されることになるのですが、自業自得としか言いようがなく、全く同情の余地なしです。こんなこと言ったらあれですが、今後ストーリーに絡んでこないので清々するくらいですよ。逆に、殺人を犯してしまった主人公には同情します。

始めは余裕を持っていた人たち。しかし、被害の規模がどこまで広がっているか分からない、どこから助けが来るか分からない、と言うことが分かるにつれて、だんだん人々の心に余裕がなくなってきているように感じます。水もなく、食料もなくなってきて、弱った人々から亡くなっていく。そして、そこにさらに自信が見舞う。まさにサバイバル。救いがありません。この中で、人々はおそらく自分の命の安全の為に動くことになるでしょう。この中で、周囲との間に壁を持った主人公がどう変わっていくか、恐ろしくもあり楽しみでもあります。読んでいて楽しい話ではありませんが、きっと上手いこと持っていってくれることだろうと信じています。


メテオ 1 (1) (YA!コミックス)

メテオ 1 (1) (YA!コミックス)

  • 作者: 林 ふみの
  • 出版社/メーカー: Bbmfマガジン
  • 発売日: 2009/04/16
  • メディア: コミック



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『”文学少女”と死にたがりの道化』(マンガ版) [マンガ]

まず、目に入るのが帯に書かれた「いよいよ劇場アニメ化!」の文字。とりあえず、劇場アニメ化が決定した、と言ったところでしょうか。

これは非常にナイス判断かと思います。テレビシリーズだと、どうしても作画の不安があります。そこで、劇場版とすることで丁寧に作っていけば、「文学少女」の世界を崩すことがないのではないかと思います。エンターブレインが「文学少女」を大切にしていこうとする姿勢が感じられて、好印象です。不満を言えば、地方に住む私は劇場で見ることができないことでしょうか。まあ、早々にBlu-Rayを出してくれることを祈ります。それと、某階段みたいにならないことを祈りたい。

さて、マンガの方ですが。正直、画力が低いなぁ。試し読みとかで解ってはいたものの。竹岡美穂さんの絵で、というのは無理だと分かっているけど、最低限、絵が描ける人に描いて欲しかったです。最近のコミカライズは本当にレベルが高い人がいないような感じがします。『車輪の国、向日葵の少女』のコミカライズ版よりはいくらかましなのが救いかなぁ。あっちは酷いですからねぇ。ゲームが好きなだけにショック。第5章あたりまで行くと、絵の上達が見られるのも良しとします。

内容は、原作の方を忠実になぞっているので素晴らしいです。下手なオリジナル展開とか入れていないところも好印象。だからこそ、絵がなぁ。心葉の腕とか、本当にどうかと思います。

「文学少女」シリーズだから買った物の、それじゃなかったら買っていなかったですね。上達はしているようなので、今後さらなる上達を祈ります。

しかし、劇場版が楽しみです。まさかの、出崎統とかだったら笑うなぁ。


“文学少女”と死にたがりの道化(ピエロ) 1 (ガンガンコミックスJOKER)

“文学少女”と死にたがりの道化(ピエロ) 1 (ガンガンコミックスJOKER)

  • 作者: 野村 美月
  • 出版社/メーカー: スクウェア・エニックス
  • 発売日: 2009/04/24
  • メディア: コミック



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『亡き少女の為のパヴァーヌ』2巻 [マンガ]

少しずつ読むつもりで、軽い気持ちで読み始めたのですが、案外面白くて一気に読んでしまいました。改名効果が言い方向に出ているのかなぁ、という感じです。

読んでいて、ああミネ先生なかなか可愛いなぁ。話数の関係でしょうが、一気に恋に落ちていった感じはありますが。でも、なかなか良い感じでした。そして、愛している、と言っているのに、何故ミネ先生を殺すのか、竹之丸君。作品の設定上、このような展開は避けられないのですが、なんだかやりきれない者を感じました。ミネ先生自身は、殺されたことに恨みはなさそうな描写でしたが、竹之丸君にはこの重みが積み重なっていくのだろうなぁ、と思いました。このことが、最終回に向かってどう進んでいくか?非常に楽しみです。

どうでもいいところでは、参考文献が結構びっちり。コミックスに参考文献が載ることは少ないと思いますが(私の拙い知識では、他には『最終兵器彼女』しか知りません。萌えマンガばっかり読んでいるからなぁ)漫画家がマンガを描くときはこれくらい資料を読んでいる、と言うことなのかと感心しました。まぁ、今回の作品が明治時代をモチーフにした作品だから、かも知れませんが。でも、これくらいどん欲に知識を吸収していかないと、マンガを書き続けられない、と言うことかも知れませんね。私も、もっともっと知識をつけていきたいなぁ。

さて、現在『亡き少女の為のパヴァーヌ』第3回キャラクター人気投票開催中とのこと。連載前に人気投票をしていたのは知っていたのですが、まだやっていたんですね。そして、コミックスを読んで初めて知る「下位になったキャラが次の聖女に選ばれる」というシステム。第1回で再会だったミネ先生が二人目の聖女に選ばれましたとありますが、連載前の人気投票で殺される人に選ばれたミネ先生、可哀相。そして、投票数が微妙にリアルな数で笑えます。第2回で最下位になったあさひが3人目の聖女に選ばれそうなのも、可哀相。全員、キャラが一通り紹介されてから、と言う展開ならまだ良さそうなのですが。「見た目で選べ」というのがなんともかんとも。

しかし、この人気投票の1位、神田美紗希、ってどう見ても美紗にしか見えません。デフォルメの絵はなお一層。これはずるい。どう見ても、最後まで聖女に選ばれることがなさそうな仕様。でも、いかにも紫亜さんな仲恵が4位(主人公覗けば3位)なのだから、分からないものです。

今回も、十分に楽しめました。今後もかなり期待です。

記事を書いていてふと思ったのですが、ギャルゲに出来そうな内容ですね。アニメ化も考えられそうだし(個人的願望含む憶測)、本当にギャルゲになるかも知れません。攻略キャラを次々犠牲にしながら、目当てのキャラと結ばれることを目指す。うーん、なんだかすさまじいゲームになりそうな予感が。18禁PCゲームだったら、なお一層すさまじそうです。


亡き少女の為のパヴァーヌ 2

亡き少女の為のパヴァーヌ 2

  • 作者: こげどんぼ*
  • 出版社/メーカー: マッグガーデン
  • 発売日: 2009/04/10
  • メディア: コミック



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