SSブログ

C3 ―シーキューブ―2/水瀬葉月 [アスキー・メディアワークス]


C3-シーキューブ 2 (2) (電撃文庫 み 7-8)

C3-シーキューブ 2 (2) (電撃文庫 み 7-8)

  • 作者: 水瀬 葉月
  • 出版社/メーカー: メディアワークス
  • 発売日: 2008/01/10
  • メディア: 文庫



呪われた道具と、呪いが効かない少年の物語の第2巻。今回は、全体的にエロかったです。と言うか、紛らわしい表現が多いというか。そういう表現は、ニヤニヤできなくなってきましたが、嫌いではないので楽しめました。しかし、そこにきっちり挿絵を入れてくるあたりがプロの仕事ですね。そして、さそりがためさんの絵が非常にかわいらしくて良かったです。この巻で一番のお気に入りの絵は、裏表紙のこのはのイラストです。

作者によると「萌えとエロと微グロが満載、と言うことでしたが、今回微グロ分が少なかったですね。1巻のグロが気に入っただけに、そこは残念。同時に狂気分が足りなかったなぁ、と感じました。前回のピーヴィーのイカレ具合がツボだっただけに、そこは残念。その分、萌え分とエロ分が多かったのでいいかな、と思いますが。

なによりエピローグの

 「ずっと――してるの?」  
 このはは微笑で答える。  
 「ええ、ずっと――誰にも負けないくらいの、昔から」(P.278)


だけで、もうすべてが許せました。ああ、このは可愛いなぁ。

と、このは派の私としては、大満足の巻でした。とはいえ、フィアも錐霞も可愛かったです。ですから、どのキャラが好きな人でも満足できると思います。グロ分もあるので、免疫のない人にはきついかも知れませんが。1巻の第4章以降とかですね。しかし、萌えとエロ好きの人にはお勧めだと思います。同じレーベルだと『れでぃ×ばと!』好きで、グロOKな人は是非。
ブログパーツ
nice!(2)  コメント(0) 

nice! 2

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。