『アスラクライン2』 ＃15「悪魔に喰われた副葬処女」

さて、始まりましたネタバレたっぷり＆画像たっぷりで送るtakao的アスラクライン感想。ネタバレいや～ん、と言う人はご注意ください。そして、2話だから楽しようと思ったのに、相変わらず画像が100枚越えた件ｗ

それでは、追記にて感想をお送りします。後付き合いいただける方は、追記をご覧ください。

 

手に魔力を集め、重力球を放とうとする黑鐵。その代償は、副葬処女の魂の質量。機巧魔神・黑鐵を使うと言うことは、それすなわち操緒の魂を削ると言うことです。

黑鐵の前に立ちはだかるのは、・・・・・・智春。

「やめろ！操緒！やめるんだ！そんなことをしたら！」と、黑鐵を止めようとします。そう、智春は知ってしまったから。機巧魔神の魔力の源を。機巧魔神を使うことの代償を。そして、操緒のことを思う智春は、黑鐵を使うことを躊躇してしまうようになってしまいました。

そんな智春の前に、操緒が。「大丈夫。操緒は平気だよ」というモノの、その姿はノイズが走ったようにモノとなっていました。

そして、崩れる黑鐵。その目には、既に魔力の火は灯っていません。

当然、副葬処女は消滅してしまいました。

「操緒！操緒ーー！！」と泣き叫ぶ智春。しかし、彼の大切な操緒はもうこの世から姿を消してしまっていたのです。正直、これを見ると、智春は操緒のことが好きなようにしか見えないのですが。でも、奏のことも気になっているし、どっちが本命なのやら。

・・・・・・と言う夢を見ましたｗまぁ、最初から分かっていたけどね。

そして、決意するのです。自分の兄であり、自分にこの黑鐵を託した、夏目直貴に会うことを。そう、いよいよアスラクライン本編開幕ですｗ

と思いきや、今日は七夕らしいです。リアルでは、もうすぐ体育の日なのにｗ

七夕初体験のニアは、短冊に興味津々の様子。短冊の使い方を聞いて、早速みんなで書こうとします。こういう、自分の知らないことを体験する、ってのは凄く楽しいですよね。

ニアに短冊の使い方を教える操緒。今日もある意味安定の作画崩壊レベルｗ

智春は、朱浬さんに自分が直貴に会いたいことを告げます。哀音が死んでからの智春はやたらとシリアスモードですね。こうなっては、昔の巻き込まれ型の感じが懐かしいですね。

朱浬さんは、智春が直貴に会おうとする理由を尋ねます。

「今起きていることを、真実を知りたいんです」正直に胸の内を伝える智春。しかし、真実を知ることが決して幸せなことではないことは、あまたある映像作品、文学作品でも証明済みだと思います。智春の場合は、さらに衝撃の事実がありますし。

しかし、朱浬さんも、直貴との連絡方法を知りませんでした。しかし、ロイヤルダークソサエティなら知っているのではないか、と答えます。ここで、操緒の質問。「ロイヤルダークソサエティってなんだっけ？」智春は「世界的な黒科學の研究団体で」とまでは覚えていました。「洛高第3生徒会のスポンサーよ」と朱浬さんが継ぎます。

「そんなに会いたい？じゃあ、時間があるときに私も調べといてあげる」という朱浬さん。朱浬さん、顔近いよｗ惚れてしまうよｗそして、「時間があるとき」とか言いながら、ちゃんと直貴の居場所を探しているであろう朱浬さんがステキです。

智春は真剣な表情。そして、少し安心したような微笑み。

そんな智春の様子に、違和感を感じるような雰囲気の操緒。さすがは、背後霊として智春に3年間憑いていませんね。

そして、別の日。なんでやねんｗ

智春は思いっきり遅刻しそうになっていました。正直、後部座席に座っている全身武器の少女が重いと思うんですけどもｗ朱浬さんは飛んでいけば早そうですしね。操緒は必死に智春を励まします。

智春の頑張った甲斐あって、何とか遅刻は免れた模様。しかし、何だこの取り締まりｗ

しかし、下には下がいたｗ智春達より遅れてきたのは、真日和onヴィヴィアン。しかし、もう既に門は警備の生徒に閉じられている。そこで、真日和はヴィヴィアンの魔力で門番を吹っ飛ばそうとします。真日和、外道だなぁ。久しぶりの出番なのに。

迫る魔力の奔流。竜巻が一般性とを襲う。果たして、彼らの運命は・・・・・・。

真日和の行動に吃驚している面々ですが、こっちが吃驚したくなるような作画ですｗ

さて、ヴィヴィアンの放った魔力ですが。間一髪のところで救世主が。

冬琉会長登場。冬櫻で竜巻をばっさり。

さらには、ヴィヴィアンの突進を刀で受けとめました。ところで、冬琉会長の足に見える黒いのはスパッツですか。質感がとてもそうは見えないのですが。

智春は会長の力の源を朱浬さんに質問。朱浬さんってすっかり困ったときの解説役、みたいな感じですね。戦力としては、なかなか優秀ではあるモノの、対機巧魔神になると、頼りなさは隠しきれませんしね。

「ああ、彼女はエクスハンドラー（元演奏者）だから」と説明。悪魔も機巧魔神の力も及ばない、魔力無効化能力の持ち主だから、ヴィヴィアンをあっさり止めたり、加賀篝の厄介な鎖の魔力を粉砕することが出来たのです。って、説明無かったですっけ？

この朱浬さんはなかなか良い作画？毎回低レベルの作画を見せつけられると、自分の感覚がどうにかなりそうですｗ

ほら、すぐこうなるしｗ

操緒は「智もなりなよ、元演奏者」と操緒は提案。知らないから、とは言え、なかなか残酷なことを言いますね。智春がエクスハンドラーになる=操緒を失う、と言うことなのに。

当然、エクスハンドラーがどういう存在か知っている朱浬さんは、言葉を濁します。無邪気な操緒には話せない、ということでしょうね。たしかに、これは説明に困りますよね。まさか、「あなたが消えれば、智春はエクスハンドラーになれるわよｗ」智言えないですし。

さて、舞台は変わって、科學部部室。「ほら見てご覧。科學部員がゴミのようだ」っていきなりジブリネタですかｗ

そこに、冬琉会長登場。冬琉会長は「塔貴也、いるんでしょう」と乗り込んできます。そんな名前の人を知らないみんなは「誰」となります。それはそうだｗニアに至っては、「そんなビジュアル系バンドな名前の奴などいないぞ」と答えますｗでも、コアラは何か気まずそうです。そう、科學部部長、その人の名前が炫塔貴也（かがやき・ときや）だったのです。しかし、凄い感じですねｗ

冬琉に学校に来てないことを問い詰められた炫部長は、死んだふりで嵐が過ぎ去るのを待つことに。これなんて子どもの作戦？ｗしかし、それに吃驚したニアは、コアラに息を吹き返させるために、「ショックを与えねば」とびんたを始めました。何でだよｗ そして、腰とスナップが入ったナイスびんたですねｗ

そんなことがまだるっこしいと、冬琉会長は冬櫻を構えます。「冬櫻、抜刀」その白刃がコアラを襲います。

何とコアラはそれを真剣白羽取りｗこのコアラ、出来る！

でも、手が滑って刀が頭にめり込みましたｗ結果、綿を飛び散らせることに。これが人間だったら、酷い映像ｗコアラで良かったｗｗ

ちなみに、このコアラは塔貴也が作った疑似感覚入出力デバイス、何だそうです。意味が分からないですね。コアラで良いですｗこれは、繋がった相手と感覚を共有できるもので、家で引きこもっている炫部長と感覚を共有しているのです。

智春は、冬琉会長に直貴と連絡が取れないか、と相談。しかし、冬琉会長でも直貴の連絡先を知りませんでした。しかし、ダークソサエティの協議会に問い合わせれば、連絡が取れるかも知れない、と告げます。ダークソサエティの協議会が直貴の後見人だったのです。

智春の必死な様子を、やはり不思議に思う操緒。たしかに、今まで自分の境遇を嘆くだけで、流されるままに生きてきたであろう智春のことを考えると、この態度は不思議で仕方ないでしょう。

冬琉会長は、ダークソサエティに問い合わせる交換条件として、炫部長を学校へ連れてくることを要求しました。なんでも、後3日休むと、部長の出席日数が年間出席日数の3分の1を越えて、自動的に留年になるから、だそうです。休みすぎだろうｗ

「夏目智春、あなた科學部部長、炫斗貴也を登校させなさい」と命令。なんか、この提案ってむちゃくちゃな気がしますね。相手の弱みにつけ込んで。冬琉会長って悪人なんでしょうね。操り人形なのに。

「分かりました」と智春が返事をすると、冬琉会長の様子が一変。「良かった。それじゃあ、頼むわね。絶対、塔貴也を引きずり出してね」と智春の手を握ったりなんかします。さすがは、部長大好きっ子さんですｗ

この、いまにも小躍りしそうな、軽やかなステップがまたｗこんな風にしていても、冬琉会長ってやっぱり女の子なんだなぁ、と思ったシーンでした。

部活が終わって、智春たちが帰っていると、そこには第1生徒会が並んでいました。仰々しい様子に、操緒は「げ、真っ白きもっ」と。なんだか、玲士郎に苦手意識でもあるんでしょうかｗ

玲士郎は、奏と一緒にいる智春を問題視し、何をするのか問い詰めます。智春は「冬琉会長のお願いで、炫部長の家に」と正直に答えます。「橘高会長の？」と疑問を感じる玲士郎ですが、智春がすぐに玲士郎が持っているものについて質問をしました。それは、翡翠の祭壇。機巧魔神、翡翠と契約するために、副葬処女を捧げる儀式を行うために必要なトランクでした。そして、エクスハンドラーになった玲士郎は、この祭壇をGDに返しに行くところだ、と告げます。以下、少し祭壇についての説明が少し続きました。

智春は、「黑鐵は、前に誰かが使っていたのですか？」と質問。「君は何も知らされていないのか」と玲士郎は驚く。そりゃ、黑鐵の元演奏者に近しいところにいながら、知らない、というのは不審に思ってもしかたないかも知れません。しかし、「まぁいい。すぐに分かることだ」と質問に答えずに去っていきました。

智春、操緒、奏は、部長の家に。そこにあったのは、謎の物体。「核シェルター？」とは操緒の言。まさに言い得て妙ｗ

「黑鐵で壊しちゃおうか」と提案する操緒に対して、智春は

凄く強烈に反応しました。それこそ、不自然なくらいに。智春って、結局なんだかんだで操緒のことを思っているんだなぁ、とここでも確認。

操緒は中を覗こうと、核シェルターに乗り込もうとしますが、見事にはじかれました。

ちなみに、このとき、家が隣の冬琉会長が帰宅。冬琉会長に稽古を付けてもらうために、瑶も来ていました。ここで見て欲しいのは、やはり壁の紋章でしょうか。これが、操緒が中に入れなかった原因です。

瑶曰く、語法障壁の魔法をエンチャントしている、とのことです。何でも横文字使えばいいというモノでは無いと思うんだ、うんｗ

「そこまで出たくないなら、無理して出さなくても良いじゃないですか」と諦めムードの智春に対して、冬琉は「きっと私のせい」と自分を責めます。そして、黙って去っていきます。

その会長の様子を見た操緒は「会長、怒ってた？」と疑問を口にします。それに対して、瑶は「怒っているんじゃない。泣いているんだ」と答えます。

あ、瑶にちゃんと胸があるｗと言うか、この瑶、女性を意識して描かれていますね。

「誰かが亡くなったんですか？」との奏の質問に対して「よく分かったね」と瑶は冬琉会長の過去に触れます。

「冬琉たち3人はね、幼馴染みなんだ」と語り始める瑶。

なに、この国民的に有名な某野球アニメに登場しそうな離れはｗ

3人とは、塔貴也と冬琉と、冬琉の姉の秋希でした。特に塔貴也と秋希は仲が良く、いつもべったりだったそうです。確かに、何気ないこの絵からも、二人の親密さが伝わってくるような気がします。

「だから、秋希が死んだ日の二人は見てられなかった」と。冬琉の記憶があの日に戻ります。そう、秋希を失ったあの日へと。

「秋希は黑鐵の副葬処女だった」瑶が告げる驚愕の事実。それが意味することを直感的に悟ったのか、智春に衝撃が襲います。

さらに瑶の言葉は続く。「黑鐵の先代の持ち主は冬琉だよ」智春の胸を打つ鐘の速さが上がっていきます。

智春の脳裏をよぎるのは、飛行機事件の時に見えた、冬琉会長の頭に付けられた烙印。そして、哀音を失ったときに、玲士郎の手に焼き付けられた烙印。それは、愛する人を犠牲にして、力を使い続けたモノが、その愛する人を失ったときにつけられる、罪人の烙印。そして、朝の夢が甦る智春。動力を失った黑鐵の中にはだれももう存在せず。そして、その瞬間、智春を襲う烙印。

智春は、必死に部長に呼びかけます。自分の運命を変えたいから。操緒を失いたくないから。操緒とずっと一緒にいたいから。操緒がそんな智春を心配そうに見つめますが、智春にはそんなことはお構いなしに呼びかけます。

「夏目くん・・・・・・」そんな智春を、奏は何か思うところがあるような表情で見つめます。そう、4話で奏は言いました「操緒が大事なら、機巧魔神を使ってはいけない」と。それは、智春が機巧魔神を使い続けた咲に訪れる悲劇を、奏は知っていたからです。だからこそ、奏は自分の身を犠牲にして、智春を守るために戦い続けたのでした。智春とした「夏目くんは私が護る」という約束を守るために。奏の体が崩れ去るその日まで。それは、第1生徒会に囚われた日に、自分を助けてくれたから？智春が自分の友だちになってくれたから？智春のことが好きだから？

しかし、酷い作画ですｗ

そして、舞台は夜。七夕前夜。ニアは何かを笹につるしていました。

まさかのコアラｗ変な匂いがしていたから、丸洗いしたそうです。そりゃ、排水が流れるところとか、この体で言ったんだから臭くなって当然というかｗ

この願いは、誰の願い？きっと、操緒の願いなんだろうなぁ、という感じですが。

「まだ決められないの、願い事」と操緒。「うん」と智春。そして、二人はいつもの、ありきたりな、しかしだからこそ貴重な時間を過ごすのでした。こういう時間こそ大切なのだ、と後で気づいたりするのでしょうね。

「操緒が決めてあげようか」と優しくほほえみかけます。何というヒロイン主張ぶり。正直、2期に入ってからの操緒のヒロインアピールは強烈ですね。原作だと、敗退気味ですからね。ここで頑張っておかないとｗそして、操緒の可愛らしさを、戸松ちゃんの演技がさらにひきたてているんですよね。本当に、この戸松ちゃんは大正解だと思います。

「うんと。頭が良くなりますように。へたれが治りますように。もてますように。あとは・・・・・・」と。最初の二つはともかく、智春は既にモテモテだと思います。そして、智春がもてて良いのか？操緒ｗそんなことを言いつつ、楽しそうな操緒に対して、智春の顔が暗いのが印象的ですね。操緒が明るく振る舞えば明るくするほど、その咲に待ち受ける結末が怖い、と言うことがあるのかも知れません。

二人の間を、優しい風が吹き抜けます。

「ねぇ、操緒は良いんだよ」突然、操緒が語り始めました。「操緒は今のままで大丈夫」と。智春が浮かないからこそ、いつも以上に明るく振る舞おうとしていたのかも知れませんね、操緒は。それが、この最後の言葉に出たのでしょう。「何か、操緒のことを考えて心配しているかも知れないけど、操緒は大丈夫だから、智は心配しないで」という感じかな？

「さぁ、もう寝ようっと」って、幽霊も寝るのかｗ

操緒が消えた後、智春はその願いを笹につるします。「僕は変えたい。演奏者の持つ運命を。副葬処女の運命を。僕は変えたいんだ」そう、それは翡翠の中から哀音が消えたのを目撃してしまった日から生まれた願い。自分の運命を変えたい、と言うよりも、操緒の運命を変えたい、と言う願いが強いのだと思います。

そして、それを見ていたのは、コアラ様だけｗコアラ様がみてる。

その頃、朱浬さんはとある廃ビルの一室に忍び込んでいました。何かが通り過ぎるのを感じた朱浬さんは「直貴さん？」と問いかけますが、返ってきたのは「思っていたより愚鈍な女なのね、黒崎朱浬」という辛辣なモノ。

そして姿を見せたのは、謎の女性。「夏目直貴は、もうここにはいないわ」と告げます。朱浬さんの「あなたは？」という言葉に対して、「さぁ、誰かしら」と答えて立ち去る謎の女性。氷のフェニックスに乗って去っていく姿を見た朱浬さんは「鳳島一族」と呟きます。

ここで、早くも鳳島氷羽子ｷﾀ━━━━(ﾟ∀ﾟ)━━━━ｯ!!氷羽子可愛いよ氷羽子。こんなしていてブラコンだよ氷羽子ｗそれがむしろ良いよ氷羽子。兄貴、あんなバカなのに。って、本当にアニメの方は蹴策出さないつもりなのかなぁ？あのアホさ加減に呆れ、しかしその理由が分かったときのもの悲しさが、また良いんですけどね。だからこそ、氷羽子は嫌いになれないですね。あの人と契約しちゃっているのがちょっと残念ですけどもｗでも、あのバカ兄貴のためにそこまでするのがまた、何とも言えないですね。だからこそ、アスラクラインは悲しい物語なんですよね。

ただ、残念だなぁ、と思うのは、「氷羽子の声がイメージと違う！！」と言うこと。いや、勝手なイメージで申し訳ないですが、氷羽子って、もっと落ち着いた声のイメージだったんですよ。一人称「鳳島」ですし。でも、今回の声を聞くとなんだか凄く声が高いんですよね。これはちょっと違うだろう、と思いました。まぁ、声だけではなく、今回の台詞事態、あまり氷羽子のイメージとかけ離れているような気がしたりましますけども。彼女ってクールビューティのイメージがあるから、かも知れません。

ここら辺は、原作読んでいるtamapu-さんにも意見を聞いてみたいところです。と話を振ってみるｗ気づいてくれるのかしらん。

まぁ、何はともあれ、ここは良い作画ｗ

次の日。廊下を歩いている智春の元に冬琉会長が走ってきました。何でも、炫部長がシェルターから消え、「秋希の元へいきます」と伝言が残されていたからです。

心配のあまり倒れる冬琉。それをナイスキャッチする瑶。って、なんでここに瑶がいるのｗ何の説明もなかったけどもｗ

「部長の行きそうな場所を知りませんか？」と智春。「よく行くお店とか、秋希さんとの思い出の場所とか」って、引きこもりがよく行くお店ってどこよｗそして、この言葉で二人は何かに気づいたようですが、瑶はともかく冬琉会長がそれに思い至らなかったのはどうなの？と思いますね。それだけ、ショックが大きかった、と言うことかも知れませんが。

「秋希がいなくなった、あそこかも知れない」と瑶。そして、全員その場所へ急ぎます。

そして、やってきたのは海岸。まさか、ここで8巻の展開へ？と思ったけど、杞憂でした。確かに、いくら何でもそんな力業はあり得ませんよねｗ

必死で炫部長を探す面々。冬琉会長は、いつもの冷静さを失って、「塔貴也ーー」とこの有様。

智春は瑶に秋希さんの最後を尋ねます。こんな時に聞く話かな？と思いましたが、それに律儀に答える瑶がちょっと好きになりそうでしたｗそれにしても、瑶って声だけ聞いていると、「男？」とも思うのですが、今回の作画は一貫して女性っぽさがにじみ出ていますね。わずかな胸のふくらみに、私の胸もどきどきですｗ

秋希さんが消えた日。その日は、GDのメンバーでアスラクラインの討伐をしていたそうです。対魔神相剋者だけあって、GDメンバー総出演、ですねｗ

そして、塔貴也はGDの最高司令官だったそうです。え、そうだったのｗ

白銀の剣で相手の動きを封じる。その隙を突いて、翡翠がその氷結能力を用いて相手の動きを封じる。そして、亜鉛華の魔力で相手にダメージを与え、黑鐵でとどめ。完璧な作戦ですね。だからこそ、あのとき相手の裏を取ることが出来た、と言うところでしょうか。私の中では、かなりダメな人、と言うイメージがあった部長ですが、これは認識を改める必要がありそうです。

それにしても、冬琉会長のGD服姿は新鮮ですね。

黑鐵の重力球によって、相手を完全に圧殺。勝利を喜ぶ塔貴也と冬琉。

瑶曰く「その時は突然やってきた」らしいです。崩れ落ちるように膝をつく黑鐵。

その時秋希さんの魂は既に限界まで削られていたらしいです。しかし、そのことに冬琉会長も炫部長も気づいていなかった、と。そして、そのことに気づいたのは、秋希さんが消滅したその時だった、と。きっと、秋希さん頑張って、そのことを気づかせないようにしていたんだろうなぁ、と思いますね。秋希さんならそうするでしょう。しかし、そのことを知らず、さよならも言えずに愛する人を失った冬琉会長と炫部長の胸中は如何に。ありきたりすぎて、陳腐な感じもしますが、それこを胸が張り裂けそうな悲しみ、でしょうね。

悲しみに涙を流す冬琉会長。その額には、無情にも元演奏者の烙印が。

悲しみのあまり、炫部長は叫ぶことしかできませんでした。

「何も特別なことじゃない。それが演奏者の運命だ。その時まで、何をして何を残せるかが大事なんだ」と瑶は告げます。瑶は強いですね。大切なモノを失ったことがないモノの言葉、とも言えると思いますが。こういう風に考えているからこそ、冷静に物事に当たれるんでしょうね。

その時、冬琉会長は崖の上にポニョを、じゃなくて、炫部長を発見。全員急ぎます。

「待って、逃げないで」と炫部長にすがる冬琉会長。もう、この人完全に女だなぁ、と思いました。

そして、ここからメロドラマのような展開に。正直、原作読んでいる身としては茶番にしか思えなかったんですけども。白々しいというか。冬琉はこのとき、炫部長の計画を知らなかったのでしょうか？正直、演技できる人ではないと思うだけに、そこが気になりました。

「何でって、辛いからだよ」と部長。

「私の顔を見ると」

「違うよ、辛いのは冬琉の方だ。僕の顔を見ると、秋希のことを思い出して辛いだろ」

「だから引きこもっていたの？あたしのために」

「秋希がいなくなってから、君は笑わなくなった」

「私は、私は秋希の分まで強くあろうと。あなたがもう辛い思いをしないように。だから・・・・・・」

「そんな・・・・・・。僕のために・・・・・・」

すすり泣く冬琉。

「いや、でも僕は冬琉が・・・・・・」

「塔貴也のバカ！バカ！バカバカバカバカ」

「バカ塔貴也。あたしなんかのこと気にして。本当、バカ」

「ん、でも冬琉もバカだよね。僕なんかのこと気にして。僕たち二人ともバカだ」

（思わずこぼれた笑い声）

「ねえ、冬琉。知ってたかい？今日は七夕なんだって。織り姫と牽牛にはかなわないけど、僕らも、結構久しぶりに会えたよね」冬琉に笑いかける塔貴也。

泣き崩れる冬琉。

それを生暖かく見守る智春達ｗきっと「何だこのバカップル」とか思っているに違いないｗと言うか、このシーン3回見ましたが、何回見てもなれないというか、鳥肌が立ちそうと言うか。特に、最後の炫部長の台詞がダメですｗ気障すぎます。「気障」という感じがこれほどしっくり来る台詞はなかなか無いと思います。

瑶は「ようやく、泣けたみたいだね」と安心したようですが。

突然現れ、智春に寄りかかる操緒。「操緒？」と智春も心配します。

「あー、ごめーん。なんかボー、としちゃってた」と弱々しく笑う操緒。やはり、操緒もその日が近い、と言うことでしょうね。

翌日。学校。科學部部室。そこには本の山が。炫部長が調べ物をしていました。

「まだ、世界は捨てたモノじゃないな」とは炫部長。

「いいか、夏目智春。運命ってのは結果論なんだ。君の選択次第でどうとでもなる」と智春に語りかけます。これは、かなり意味深な台詞ですね。秋希を失うという結果を変えるために自分は選択する、ともとれるような台詞。

でも、こんな姿勢でアニメ見ている人には言われたくないですねぇ。後ろには、さりげなく、『魔法少女リリカルなのは　THE　MOVIE　1st』の宣伝されていますし。この作画レベルでされても、激しく不安になるだけなんですけどもね。

そして、本の山の中から現れたのは、コアラｗこの姿の方が楽なんだそうです。確かにねｗ

留年とか退学とかは、冬琉が適当に情報操作をするだろう、とのこと。じゃあ、冬琉会長はあんなに慌てなくても良かったんじゃ？と思いますね。原作だと、顧問の先生からひたすら補講を受けさせられるのですが、顧問が出ていない以上、仕方ないですよねｗ

「僕で良かったら、君の大仕事に協力したい」と智春に協力する意志を示す炫部長。いい人に見せかけて、実は利害が一致しているからなんですよね。

そんなこんなで、今回はこれでおしまいです。

氷羽子の中の人、知らないですね。私の不勉強かと思ったんですけども、今まで名前付きの役はほとんど無かったみたいですね。

そして、第3話。

tamapu-さん、来ましたよ。いよいよ8巻ですよ！里見恭武ざまぁｗｗｗですよ。これは超楽しみです！

あ、杏だ。今後、杏の出番はどんどん減っていくだけに、これは貴重かも知れません。これは、一般人と設定されてしまった彼女の悲しい運命。そう言えば、智春、杏からも好かれているんですよね。1巡目は告白一歩前まで行っていますしｗ

便利なコアラｗそして、またまた遺跡探索。

里見恭武ざまぁｗｗｗ

奏っちゃんにも悲劇の時は迫っているんですよね。

そして、いよいよあのキャラの最後の時が迫っています。そう、2期にはまだ登場していない、あのキャラの。これは是非とも見て欲しいですね。

そして、何よりも見て欲しいのは、智春と操緒の二人の信頼関係です。これは、刮目してみて欲しいです。操緒を失うことを恐れる智春。ついに智春は操緒に副葬処女に待つ運命を告げる。その時、操緒が智春に答える言葉とは。そして、智春は再び黑鐵を呼び出すことが出来るのか。

おそらく2話構成となるでしょう。と言うか、2話構成にして欲しい！もう、凄く楽しみです。でも、2話構成だとその後の話が詰まりそうなんですよね。もしかして、まさかの分割3クール？無いかｗどんな展開が待っているか、期待しながら待ちたいです。

コメント 11

>このコアラは塔貴也が作った疑似感覚入出力デバイス
ミルファで言うところのみっちゃんですね、わかりますんｗ

いやぁ、それにしても作画の不安定感は凄いですねｗ
最近の作品は作画崩れが少ない印象が強いのですが、
アスラクラインはなかなかどうして、懐かしい印象を与えてくれます。
悪い意味でｗ
by まこたま (2009-10-10 01:12) 

やっぱりマウスの強化が必要不可欠であると認識した＾＾！
『なのは』もこんな感じで、熱く語ってらっしゃるのですね！
EP５辺りで、立ち往生してるので、
背中を押してもらうために読まなくちゃ＞＜；

ところで、
takaoさんの過去ログをまだロクに読んでいない状況で、
こんなこと言うのも何なんですが、
Myブログとリンクしてもよろしいですかね？
まぁ・・・
毒にも薬にもならんと思いますが＾＾；
by デブたん (2009-10-10 06:47) 

今期は、乃木坂春香がちょっといいかもと思い始めました。
1期を、10話まで見ましたよ。
by パール (2009-10-10 14:55) 

キャプ画１００枚超えって、自分でやってると、そんなに気にならない（すげー疲れるけど）、人のを見ると物凄い量だなって再認識させられますね！！ｗｗｗ

アスランクラインｗは全く見てないのでコメント出来なくてスイマセン（汗
でも、とっても人気あるみたいですね？
by mana (2009-10-10 17:36) 

まこたまさん、nice！＆コメントありがとうございます。

＞ミルファで言うところのみっちゃんですね、わかりますんｗ

すみません、私の勉強不足で全然分かりませんでしたｗ東鳩ですかｗ

悪い意味で懐かしい作画の不安定さですよね。一体誰が得をするのか、という感じですｗもう少し頑張ってもらいたいモノです。原作ファンとしては。
by takao (2009-10-11 21:17) 

デブたんさん、nice！＆コメントありがとうございます。

すみません、長くてｗマウススクロールの量を上げてもらえると楽かも知れません。あるいは、スペースバーで一気に送る、とか。

熱く語る、と言うより、感想を書くのが下手なので、あらすじにそって書いて長くなっちゃう、という感じですねｗあれです、ダメな読書感想文の典型みたいな感じｗ自分でも何とかしたいなぁ、と思いつつ、このままでも良いか、と思ったりしています。デスので、無理に読まずとも、適当に流してもらえればいいと思います。書いた本人の台詞でもないですがｗ

あっちの方でもコメントしましたが、リンクは前々かまいませんよ。もう好き勝手にやっちゃってください。
by takao (2009-10-11 21:22) 

パールさん、コメントありがとうございます。

もう、乃木坂春香の秘密1期見終わったようですね。ダメな人も多いように感じていますが、NTRとかもなく、安心してみていられる作品だと思うので、私も好きです。さてさて、2期はどこまで行くかなぁ？という感じです。
by takao (2009-10-11 21:23) 

manaさん、nice！＆コメントありがとうございます。

そうなんですよね。やっているときは、「あ、ここも紹介したい」とかでがんがんキャプっているんですけども。manaさんのトップの長さには吃驚しますｗで、私はまたちょっとあれな文章書いちゃうからですねｗ自分で言うなってｗｗｗ

アスラクライン、人気あるんでしょうかね？ついちょっと前までは2ちゃんのまらスレ（つまらなかったライトノベルスレ）の常連だったみたいですし。個人的には大好きですが、そこまで多くの人から人気を得られる作品じゃないような気がするなぁ、と思っていますｗ
by takao (2009-10-11 21:27) 

aspirebeatさん、nice！ありがとうございます。

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おどんとグリフスさん、nice！ありがとうございます。
by takao (2009-10-11 21:30) 

noriyukiさん、nice！ありがとうございます。
by takao (2009-10-12 23:47) 

変な絵のオンパレードで、アスラクラインの作画の低さを
再認識させられましたよ・・。なんでこんなに絵が変なんでしょう？
笑わせようとしているんでしょうかね？

原作読んでいても、　あのシーンが茶番に見えるということは
原作でも茶番ってことなんでしょうか？　っていうか、もしや
原作通りにアニメ化されてないから、とってつけたような
雰囲気になっちゃってるのかな？　多分、アニメでしか
アスラクライン知らない人は、アスラクラインの面白さが伝わって　
なさそうですね・・私もその伝わってない内の１人ですｗ

次回の予告編の絵も酷いですよね～　クソガキの落書きじゃないんだから、もうちょっとなんとかならないものですかねえ。

>>まさかの分割3クール？
それだけはご勘弁をｗ　多分、この後、原作にアニメオリジナルな
つじつま合わせ的展開を詰め込んで展開していきそうな感じ
がしますが、どうでしょうかね・・？
by Gomarz (2009-10-13 21:54)